GBの『スーパーマリオランド』がZX Spectrum 128Kで全編動く! 12ステージ収録の1.0公開

GBの『スーパーマリオランド』がZX Spectrum 128Kで全編動く! 12ステージ収録の1.0公開

kirby2000氏は2026年10月31日(日本時間11月1日)、ゲームボーイ向け『スーパーマリオランド』を英国の8ビットパソコン「ZX Spectrum 128K」向けに移植した非公式作品『Super Mario Land ZX』のバージョン1.0を公開しました。1989年発売のオリジナル版に登場する全4ワールド・12ステージが収録されており、ゲーム内の楽曲18曲もZX Spectrum向けにアレンジされています。

本作は10月18日からベータ版が公開されていましたが、その後も修正を重ね、今回1.0に到達しました。開発者自身も配布ページのコメント欄で、ベータ版の段階を終了したと説明しています。

●kirby2000氏『Super Mario Land ZX』(itch.io)
https://kirby2000.itch.io/super-mario-land-zx

全12ステージと18曲を128KBに収録!

『Super Mario Land ZX』の大きな特徴は、ゲームボーイ用『スーパーマリオランド』の内容を、メモリー容量128KBのZX Spectrum 128Kで楽しめるようにしたことです。4つのワールドに用意された全12ステージに加え、潜水艇や飛行機を操作するシューティングステージも収録。18曲のBGMは、ZX Spectrum 128K系に搭載されたAY音源向けにアレンジされています。

これらを128KBのメモリーへの一括読み込みで動作させる構成となっており、ゲームボーイでおなじみの冒険を別の8ビット機で楽しめるという、ユニークな移植作品に仕上がっています。

ZX Spectrum 128K系に対応。エミュレーターでもプレイ可能

対応機種はZX Spectrum 128K系の128、+2、+2A、+3です。48Kモデルには対応していません。配布ファイルは、テープイメージの「TAP」、+3向けディスクイメージの「DSK」、エミュレーター用スナップショットの「SNA」の3形式が用意されています。

操作はキーボードとSinclairジョイスティックに対応。キーボードではA/Dキーで左右移動、Kキーでジャンプ、Jキーでダッシュや攻撃、Hキーで一時停止が可能です。これまでの更新でKempstonジョイスティックへの対応や、キー割り当ての変更機能も追加されました。

1.0では演出や読み込み時間を改善。実機での動作確認は継続中

今回の1.0では、ボスのタタンガを倒した後、足場が崩れる場面に画面の揺れが追加されました。また、テープ用データが約4KB削減され、通常の読み込み速度ではロード時間が約25秒短縮されたとのこと。開発者によると、ゲーム本編の内容に変更はありません。

ただし、配布ページでは混雑した場面でフレームレートが低下することが既知の問題として挙げられています。開発者はエミュレーターでのテストに加え、実機での動作報告も募集しており、すべての対応機種で問題なく動くことまで確認されたわけではありません。当サイトでも実機での検証は行っていません。

なお、1.0のファイルが公開され、作者もベータ終了を明言している一方、配布サイト上のプロジェクト状態は「In development」のままです。本作は無料で配布されている非商用のファン作品で、コード制作にはAIによる支援が使われたことも明記されています。任天堂が販売・承認する公式作品ではない点には注意してください。

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