8BitDoが2026年6月に発表したレバーレス型アーケードコントローラー『8BitDo Arcade Controller Pro』の予約受付が、海外の公式ストアで始まりました。価格は119.99米ドルで、2026年11月30日からの出荷が予定されています。
本製品は、従来のアーケードスティックとは異なり、レバーの代わりにボタンで方向入力を行うコントローラーです。1.47インチのディスプレーを搭載しているほか、ボタン配置の見直しや着脱可能なリストレストの採用など、操作性とカスタマイズ性を重視した設計となっています。
当初は9月に予約受付が始まる予定でしたが、その後10月へと変更されていました。今回、具体的な販売価格と出荷予定日が明らかになった形です。
●8BitDo公式ストア『8BitDo Arcade Controller Pro』商品ページ
https://shop.8bitdo.com/products/8bitdo-arcade-controller-pro
●8BitDo公式『Arcade Controller Pro』製品ページ
https://www.8bitdo.com/arcade-controller-pro/

小さなディスプレーで入力状態や設定を確認!
『8BitDo Arcade Controller Pro』の大きな特徴となっているのが、本体左上に搭載された1.47インチのディスプレーです。
この画面では、ボタンの入力状態やバッテリー残量を確認できるほか、各種設定を変更することもできます。通常、コントローラーの細かな設定を変更するにはPCなどに接続して専用ソフトを使用する必要がありますが、本製品では基本的な設定を本体だけで操作できるようになっています。
また、アクションボタンとは独立した操作パネルも用意されています。こちらでは、接続モードの切り替えや音量、ディスプレーの設定などを変更できるほか、ダイヤル操作によってトーナメントロックを有効にすることも可能です。
トーナメントロックは、大会などでのプレイ中に意図しない設定変更を防ぐための機能です。さらに、左右など相反する方向ボタンを同時に押した場合の入力を処理するSOCDの設定にも対応しています。

ボタン配置を見直し、プログラム可能なボタンも5個に増加
従来モデルの『8BitDo Arcade Controller』と比較すると、ボタンのサイズが小さくなり、それぞれの間隔も狭められています。これにより、手を大きく動かさずに各ボタンへ指が届くような配置を目指しているとのことです。
また、自由に機能を割り当てられるプログラム可能なボタンも5個搭載されています。P1からP5までのボタンには、本体から直接機能を割り当てることが可能です。
これらのボタンには、誤操作を防ぐための交換用ロックキャップも用意されています。使用しないボタンを平らなキャップに交換できる仕組みで、5個分のロックキャップがリストレスト内部に収納されています。
各ボタンには、Kailhと共同開発した薄型のメカニカルスイッチ『8BitDo Core Green』を採用。スイッチはホットスワップに対応しているため、ハンダ付けをすることなく交換することができます。本体内部には交換用スイッチ3個と、取り外し用の工具も収納されています。
さらに、専用ソフトウェア『8BitDo Ultimate Software V2』を使用することで、ボタンの割り当てやマクロの登録、RGBライトの設定など、より細かなカスタマイズも行えます。

マグネット式リストレストや着脱可能な強化ガラス製フェースプレートを採用
本体の前面には、マグネットで取り付ける着脱式のリストレストが用意されています。
机に置いて使用する場合や、ひざの上に載せてプレイする場合など、好みに合わせて取り付けられる仕組みです。持ち運ぶときには取り外して、よりコンパクトな状態にすることもできます。
天板には強化ガラス製のフェースプレートを採用。背面のリリースボタンを押すことで取り外せる構造になっており、内部のスイッチなどにアクセスしやすくなっています。
有線接続用のUSB Type-C端子は、本体の上部と側面の2カ所に配置されています。設置場所に合わせてケーブルを接続する方向を選べるほか、プレイ中にケーブルが抜けるのを防ぐロック機構も備えています。
ちなみに、本体サイズは301×201×16ミリで、重量は約1090グラムです。薄型ながら、さまざまなカスタマイズ機能を盛り込んだ設計となっています。

PCやNintendo Switch、Switch 2に対応! 接続方式には違いも
対応機種は、Windows 10(バージョン1903以降)を搭載したPCと、Nintendo Switch、Nintendo Switch 2です。
接続方式は2.4GHzワイヤレス、Bluetooth、有線接続の3種類に対応しています。ただし、接続先によって利用できる方式が異なる点には注意が必要です。
公式仕様では、Windows PCでは2.4GHzワイヤレスと有線接続、Nintendo SwitchではBluetoothと有線接続に対応すると案内されています。Nintendo Switch 2も対応機種に含まれていますが、購入前には使用する本体との接続条件を確認しておいたほうがよさそうです。
本体には3000mAhの充電式バッテリーを内蔵。RGBライトをオフにした状態では、Bluetoothまたは2.4GHzワイヤレス接続で最大15時間の使用が可能とされています。充電時間は約4時間です。
なお、PlayStation 5は公式の対応機種に記載されていません。PCと家庭用ゲーム機の両方で使用したい場合は、この点も確認しておきたいところです。

海外価格は119.99ドル! 日本から購入できる?
『8BitDo Arcade Controller Pro』は、海外の8BitDo公式ストアで119.99米ドルの予約商品として掲載されています。出荷予定日は2026年11月30日で、カラーバリエーションは「N Edition」と「White Edition」の2種類が用意されています。
気になる日本への販売についてですが、公式ストアの配送先地域一覧には日本も含まれています。また、同ストアの配送ポリシーでは、世界の多くの国や地域への発送に対応すると案内されています。
●8BitDo公式ストア 配送ポリシー
https://shop.8bitdo.com/pages/shipping-policy

ただし、今回の製品を日本の住所で実際に注文できるかどうかや、日本向けの送料、税金を含めた総額については確認できていません。送料は配送先や商品の重量などによって異なり、購入手続きの際に計算される仕組みです。
また、2026年10月26日時点では、日本国内での正式な発売日や販売価格、正規販売店を通じた取り扱いについても確認できていません。119.99米ドルという価格は、あくまでも海外公式ストアでの販売価格となります。
レバーレス型のコントローラーは、通常のアーケードスティックとは操作方法が大きく異なります。それだけに、ボタン配置やスイッチの交換、入力設定などを自分好みに調整できるのは、なかなか面白いところです。
特に、PCを使わず本体の小さなディスプレーから設定を確認・変更できる仕組みは、従来のコントローラーとはひと味違う特徴といえそうです。あとは、日本でも購入しやすい形で販売されるのか、今後の動きが気になるところですね。


















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