AnalogueのFPGA系スーパーファミコン互換機『Super Nt』を購入しましたが、こちらはコントローラーは付属しておらず別売りになっています。Analogueのストアから貼られている、8BitDo製ワイヤレスコントローラーの米アマゾンのリンク先はすでに売り切れ状態。仕方がないので、製品の情報を調べるために8BitDoのサイトをチェックしてみることにしました。
スーパーファミコン用のコントローラーとしては、新たに『8BitDo SN30 Pro+』というのが出ているようですが、それよりも目がいったのはショップページのトップに表示されている『Mod Kit』でした。
こちらは、オリジナルのコントローラーの中身を入れ替えることで、ワイヤレス化できるというものです。リチウムイオンバッテリーを内蔵しており、付属のUSBケーブルを使用してバッテリーのチャージが行えます。
ラインアップされている機種は、NESやメガドライブ、スーパーファミコン、セガサターン、PlayStaionなどです。スーパーファミコン用は2種類ありますが、『8BitDo Mod Kit for SNES/SFC Classic Edition Controller』は『ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン』に対応したもののようなので、今回はオリジナルのコントローラーを改造できる『8BitDo Mod Kit for Original SNES/SFC Controller』を購入しています。
●8BitDo Mod Kit for Original SNES/SFC Controller
https://shop.8bitdo.com/products/mod-kit-for-snes-controller
これだけでは使えないので、合わせてレシーバーとして『Retro Receiver for SNES/SFC』も購入しました。一応、コロンバスサークルから発売されている8BitDoの同様の製品は持っていたものの、使えなかったら面倒なので合わせて注文しています。
●Retro Receiver for SNES/SFC
https://shop.8bitdo.com/products/retro-receiver-for-snes
注文から20日ほどで届いたので、さっそく中身をチェックしてみることに。パッケージの中身には『Mod Kit』本体のほか、説明書と充電用のUSBケーブルが付属。ドライバーも付属しており、そちらでコントローラーのネジを開けることができます。
インストール自体は至ってシンプルです。ネジを外して中身の基板を取り除き、新たに届いた『モッドキットに差し替えて再びネジを閉めるだけ。といいつつ、最初にやったときは十字キー側のゴムの取付けをミスりましたが、再び付け直したところ問題なく利用できました。
一緒に購入したレシーバーとペアリングをおこなうときは、レシーバー側の赤いボタンを押した後で、コントローラーのスタートボタンとBボタンを押して行います。
ためしにラグなどが無いかチェックするために、遊び慣れている『スターフォックス』をプレイしてみることに。ざっくりとした印象ですが、ゲームプレイ自体にはなんの問題も感じませんでした。
基本的に誰でも簡単に改造ができるという印象ですが、ひとつだけ気になるのはやや形状が特殊になっているコントローラーを充電するためのUSBを無くしてしまわないかということです。それ以外は、かなり満足のいく結果となりました。