ここのところPSPを触る機会が増えたので、せっかくならということで2019年11月にHyperkinからリリースされたPSP 2000と3000用のHDMI出力ケーブル『HDTV Cable for PSP® 2000 and 3000 models – Hyperkin』をレビューしてみることにしました。
というわけで、アマゾンを覗いてみたところ好評なためかなんと売り切れ(というか予約受付中!?)だったため、今回は北海道のゲームショップ1983さんから購入してみることに。
やたら大きな包みで届いたな・・・・・・と思っていたら、なんとタオルやフリーマガジンなどのおまけが一緒に同梱されていました。ありがとうございます!
パッケージの中味はシンプル
さてこちらのHDMI出力ケーブルですが、中味は小さいマニュアルと本体であるHDMI出力ケーブル、電源補助用のUSBケーブルが付属しています。実際に使用する際は、PCなどからUSBで電源供給しながら利用するといいでしょう。
使い方もシンプル。PSP本体の外部ディスプレイ出力用端子に接続して、あとはHDMIケーブルをディスプレイなどに接続するだけでOKです。その後、本体側の「外部ディスプレイ設定」で「映像出力切り替え」を行うことで、本体に表示されていた映像が外部ディスプレイで見られるようになります。
ちなみに 「外部ディスプレイ設定」 ではテレビタイプでアスペクト比を16:9と4:3も選択できますが、こちらはデフォルトのままの16:9で問題ありません。
ゲーム画面をより大きく見られるズームスイッチ
外部ディスプレイで出力していると、ゲームを起動した瞬間、若干画面が小さく見えてしまうことがあります。そんなときは、HDMIケーブル本体のズームスイッチをオンにしてみましょう。なんと、画面がズームされた状態になり、より大きく表示させることができます。
通常のD端子ケーブルとの比較
ついでに通常のD端子ケーブルも入手して比較してみることにしました。こちらはD端子ケーブルをフレームマイスターに接続した状態でキャプチャーしています。HDMIケーブルとの一番の違いは、ズームスイッチがないところでしょう。しかも、間にコンバーターを挟まなければいけないため、やや手間に感じてしまうかもしれません。
気になる画質ですが、これに関してはどちらもあまり大きな差はなさそうな印象です。HDMIケーブルでズーム機能を使っているときは、ややフォーカスが甘く感じるところもありますが、まぁ許容範囲と言えそうです。
まとめ:てっとりばやくゲームの映像が出力できるのは素晴らしい
タイトルにも付けましたが、やはりこのHDMIケーブルを利用する最大のメリットは煩わしさから解放されるところにあります。サクッと本体に挿して画面をキャプチャーしたり、あるいは配信で利用したいときなどにはかなり活躍してくれそうです。これでズーム機能の映像が改善されていくと、もっといい感じになりそうですよね。