MiSTer FPGAのNESコアにセーブステート機能が追加

MiSTerのNESコアにセーブステート機能が追加

FPGAでアーケードゲームや家庭用ゲーム機、レトロPCなどの再現したマルチプロジェクトのMiSTer FPGAで、開発者のRobertPeip氏がNESコア用のセーブステート機能を実装しました。こちらの機能を利用する場合は手動で追加するほか、スクリプトの「update_all」を選んで、自動にコアの更新を行うのがいいでしょう。

MiSTerのNESコアにセーブステート機能が追加
▲「update_all」などを利用すれば、何も考えずにコアのアップデートが可能。

ちなみに、MiSTer FPGAのNESコアは、バッテリーバックアップのゲームにも対応していますが、ゲーム内で保存したあとでそれをSDカードにしっかり記憶させるために、コールドリブートさせる必要があるといった、やや煩わしい部分がありました(現時点でもそうなっているかは未確認)。

しかし、このセーブステート機能を利用すれば、いつでもどこでもゲームの状態が保存でき、簡単に呼び出すことも可能になります。

ためしにいったん電源を切ってセーブステートの情報を呼び出したところ、問題なく保存時の状態に戻すことができました。

MiSTerのNESコアにセーブステート機能が追加
▲メニューを開いて「Save State」を選ぶか、Alt+F1-F4キーを押すことでセーブが可能。呼び出すときは、「Restore State」を選択しましょう。

どうせなら、NESだけではなくほかのコアにも欲しいところですね!

via.RetroRGB

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高島おしゃむ
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。