Geod Studioは、ファミコンを3Dで表現する新たなエミュレータとして『3dSen PC』と『3dSen VR』を2020年6月19日よりSteamなどで配信開始しました。『3dSen PC』はウィンドウズに対応したバージョンで、2020年7月10日までスペシャルプロモーションとして10パーセントオフの909円で発売中。『3dSen VR』は、HTC ViveやOculus Riftt、Windows Mixed Realityなどに対応したVR版で、こちらは2050円となっているほかデモ版も無料で配布されています。
どちらもSteamでは早期アクセスゲームとして配信されており、まだまだ開発中のバージョンで完全版ではありません。
というわけで、PC版の『3dSen PC』を買ってみたので、早速そちらのレビューをお届けしたいと思います。ちなみに、基本的には普通のエミュレータ同様にゲームのROMデータは別途用意する必要があります。これ自体にゲームは一切含まれていないので注意しましょう。
『3dSen PC』を起動すると、最初に現れるのが「SETTING」画面です。ここでコントローラーのキーアサインや、細かな映像の設定などが表示されているほか、英語ですが簡単な操作についての説明も書かれています。

まずは左側のメニューから「GAME」を選択します。すると69のタイトルが並んでいるので、読み込ませたいタイトルの上でクリックしてROMを選択しましょう。

するとゲームが読み込まれて、3Dで表示されます。ちなみにこのときに、マウスでドラッグすることで、様々な角度に変更することもできます。


ESCキーを押すとメニューに戻ることができます。右端にスナップショットが表示されているので、右クリックすることで登録しておくことができます。

ちなみに、「2D Mode」のところにROMを読み込ませると、通常の2D画面で遊ぶことができます。が、ここでもマウスをドラッグすることで角度を変更することも可能です。


さらに、初代ファミスタなど対応してないゲームを読み込ませてみると・・・・・・やはり上手く画面が表示されませんでした~。

まだまだ早期アクセスということで対応タイトルも少なめですが、技術的には面白く感じる部分もありますね!
3dSen公式サイト:http://www.geodstudio.net/