『ポケモン ルビー/サファイア』もPCなどで再構築。「Gen1Recomp」が第3世代含む11作品に対応

『ポケモン ルビー/サファイア』もPCなどで再構築。「Gen1Recomp」が第3世代含む11作品に対応

ポケモン作品をLÖVE2D/Lua上で再構築する非公式プロジェクト「Gen1Recomp」に、新たに『Pokémon Ruby Version(ポケットモンスター ルビー)』と『Pokémon Sapphire Version(ポケットモンスター サファイア)』への対応が追加されました。

これにより現在のGen1Recompでは、Red、Blue、Yellow、Gold、Silver、Crystal、FireRed、LeafGreen、Ruby、Sapphire、Emeraldの計11作品をひとつのランチャーから扱えるようになっています。

今回のRuby/Sapphire対応が追加されたのは10月5日です。なお、10月7日には最新版となるv0.3.58も公開されていますが、こちらはバグ修正や機能の整理などが中心となっており、Ruby/Sapphireへの対応そのものが追加されたバージョンというわけではありません。

●Gen1Recomp公式GitHub
https://github.com/bryanthaboi/gen1recomp

●Gen1Recomp公式サイト
https://gen1re.com/

エミュレーターではなくゲーム自体をLÖVE2D/Lua上で再構築

Gen1Recompは、一般的なゲームボーイ/ゲームボーイアドバンスのエミュレーターとは仕組みが異なります。

ゲームのエンジンやマップの挙動などがLuaで実装されており、ユーザー自身が用意したROMからゲームデータやグラフィック、オーディオ関連のデータなどを読み込み、LÖVE2D上でゲームを再構築して動作させる仕組みになっています。

Gen1Recomp本体にはROMやゲームデータは含まれていません。初回起動時にユーザーが対応ROMを指定すると、そのROMを検証したうえで必要なデータが取り込まれます。

現在対応している11作品は以下の通りです。

・Pokémon Red Version
・Pokémon Blue Version
・Pokémon Yellow Version
・Pokémon Gold Version
・Pokémon Silver Version
・Pokémon Crystal Version
・Pokémon FireRed Version
・Pokémon LeafGreen Version
・Pokémon Ruby Version
・Pokémon Sapphire Version
・Pokémon Emerald Version

このうちFireRed、LeafGreen、Ruby、Sapphire、Emeraldの第3世代5作品については、現時点ではBeta扱いとなっています。

Ruby/Sapphireは米国英語版の3リビジョンに対応

Ruby/Sapphireについては、それぞれ米国英語版ROMの1.0、1.1、1.2が対応ROMとして公式READMEに登録されています。

Gen1RecompではROM読み込み時にSHA-1によるチェックが行われるため、対応表に記載されていないROMは利用できません。現時点で日本語版ROMへの対応は確認できないため、この点には注意が必要です。

当サイトでは2026年8月に、Gen1Recompが『Pokémon Gold Version』に対応し、第2世代へ進出したタイミングを紹介しました。その後対応タイトルはさらに拡大しており、現在ではゲームボーイの初代3作品から第2世代、さらにゲームボーイアドバンス向けの第3世代5作品まで、同じGen1Recomp側で扱えるようになったことになります。

また、当サイトで9月に紹介した『Pokémon Emerald Version』対応の「Gen2Recomped」は、UNDERdecoded氏が開発する別のプロジェクトです。今回のRuby/Sapphire追加は、それとは異なるGen1Recomp側での対応となります。

なお、Gen1Recompの開発チームは「gen1recomp.com」というサイトについて、プロジェクトとは無関係のなりすましサイトであるとして警告しています。公式情報源として案内されているのはGitHub、Discord、gen1re.comのみです。ダウンロードする場合は、公式GitHubなどから入手するようにしましょう。

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