ドリームキャストのGDEMUメニューで「いま誰が何を遊んでいるか」がわかる!「openMenu 1.7.0」公開

ドリームキャストのGDEMUメニューで「いま誰が何を遊んでいるか」がわかる!「openMenu 1.7.0」公開

ドリームキャスト用光学ドライブエミュレーター「GDEMU」向けのメニュー/SDカード管理環境「openMenu Virtual Folder Bundle」が、2026年9月22日に「Version 1.7.0-ateam」へアップデートされました。

今回のアップデートでは、ドリームキャストのオンライン状況を確認できる「Dreamcast Now!」との連携機能が新たに追加されています。これにより、GDEMUのゲーム選択などに使用するopenMenu上から、現在オンラインになっているプレイヤーや国、プレイ中のゲームを確認できるようになりました。

当サイトでは、2026年1月に「openMenu Virtual Folder Bundle」の初登場について紹介しましたが、今回はVirtual Folderなどの基本機能ではなく、openMenuそのものの使い勝手を大きく広げるアップデートとなっています。

●openMenu Virtual Folder Bundle公式GitHub
https://github.com/DerekPascarella/openMenu-Virtual-Folder-Bundle

openMenuから現在オンライン中のプレイヤーを確認可能に

Version 1.7.0-ateamで追加された大きな新機能が「Dreamcast Now!」への対応です。

Dreamcast Now!は、現在オンラインになっているドリームキャストユーザーの情報を確認できるサービスです。openMenuから接続することで、現在オンラインになっているプレイヤーに加えて、そのプレイヤーの国や遊んでいるゲームなどを一覧で確認できるようになりました。

ネットワーク接続は、ドリームキャストのモデムをDreamPi経由で利用する方法に加えて、Broadband Adapter(HIT-0400)やLAN Adapter(HIT-0300)にも対応しています。Broadband AdapterやLAN Adapterでは、本体に保存されている固定IP設定またはDHCPを利用して接続します。

一方でPPPoEには対応しておらず、PPPoEが設定されている場合はDHCPへフォールバックする仕様となっています。

Dreamcast Now!は、openMenuのSettingsメニューにある「DC Now!」から有効化できます。「On(Manual Connect)」では必要なときに手動で接続し、「On(Auto-Connect)」を選択するとopenMenuの起動時に自動的に接続することも可能です。

オンライン状況を自動更新。VMUにもプレイヤー数などを表示

単純にオンライン状況を一度取得するだけではなく、Dreamcast Now!の情報を一定間隔で自動更新する機能も用意されています。

自動更新の間隔は10秒、20秒、30秒、45秒、60秒から選択可能です。オンラインプレイヤーの状況をopenMenu上で継続的にチェックすることができます。

さらに「DC Now! VMU Updates」を有効にすることで、接続しているVMUの液晶画面にもゲームやプレイヤー数に関する情報を表示できます。この更新はDreamcast Now!の画面を閉じたあとも継続されます。

また、オンライン接続を利用した時刻同期機能も搭載されています。ネットワーク接続後にオンラインのタイムサーバーから時刻を取得し、設定したUTCオフセットに合わせてドリームキャスト本体の時計を調整することができます。

なお、これはドリームキャスト本体の時計を設定する機能であり、接続されているVMU自体の時計を書き換える機能ではありません。

マウスや複数コントローラーからの操作にも対応

Version 1.7.0-ateamでは、Dreamcast Now!以外にもopenMenuの操作性に関する複数の改良が行われています。

新たにマウス操作へ対応したほか、複数のコントローラーからopenMenuを操作できるようになりました。これまではメニュー操作に使用するコントローラーが限られていましたが、今回のアップデートによって複数のコントローラーからメニューをナビゲートできます。

また、Virtual Folderを利用する「Folders」モードでは、メインのディスクイメージ一覧にスクロールバーが追加されました。多数のゲームをSDカードに登録している環境では、現在リストのどのあたりを表示しているのかが把握しやすくなっています。

このほか、起動シーケンスの最適化や、接続されたVMUから正常なRTC情報を取得できなかった場合に警告を表示する機能、シリアルSDカードリーダーを検出した際のオプション警告なども追加されています。

CodeBreaker使用時には、カーソルのハイライトカラーも視認性を高めるためライトグレーからティールへ変更されました。

GD MENU Card ManagerにもFAT sortingなどを追加

openMenu Virtual Folder Bundleに含まれている「GD MENU Card Manager」もアップデートされています。

Version 1.7.0-ateamでは、新たにFAT sortingの設定が追加されたほか、Linux/macOS版ではTOCの解析が大文字・小文字を区別しない仕様へ変更されています。

Linux/macOS版では、Games List内の項目をドラッグして上下へ移動するときに、リストが正しく自動スクロールするようになる修正も行われています。

なお、Windows版とLinux版のopenMenu Virtual Folder Bundleには自動アップデーターが搭載されているため、既存ユーザーはアプリ内から最新版へ更新できます。

macOS版については自動アップデーターに対応していないため、最新版のパッケージをダウンロードして手動でアップデートする必要があります。

GDEMUのゲーム選択画面がオンライン情報にも対応

これまでopenMenuは、GDEMUに保存したゲームの選択やVirtual Folderによる整理、アートワーク表示などを中心に機能が強化されてきました。

今回のVersion 1.7.0-ateamでは、Dreamcast Now!との連携によって、ゲームを起動するためのメニューから「現在ドリームキャストで誰がオンラインになっていて、どんなゲームを遊んでいるのか」を確認できるようになったのが大きなポイントです。

もちろんDreamcast Now!への対応によって、GDEMUそのものにオンライン対戦機能が追加されるわけではありません。あくまでもopenMenuからオンライン中のプレイヤー情報などを確認するための機能です。

最新版の「openMenu Virtual Folder Bundle Version 1.7.0-ateam」は、公式GitHubで公開されています。

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