NINTENDO64向けレースゲーム『Road Rash 64』をPCで動作させる非公式プロジェクト「Road Rash 64 Recompiled」のv1.4.2が公開されました。
先日公開されたv1.4.0では、『マリオカート64』の全16コースを取り込んで『Road Rash 64』のバイクで走れる「MK64 Race Pack」が追加されましたが、今回はさらに一歩進化。インポートしたコース上で、甲羅やバナナ、キノコ、サンダー、スター、テレサなど、『マリオカート64』を思わせるアイテムを実際に使用できるようになっています。
●GitHub「Road Rash 64 Recompiled v1.4.2」
https://github.com/linkssy2/RoadRash64Recompiled/releases/tag/v1.4.2
『マリオカート64』側のアイテムが使用可能に
当サイトで9月27日に紹介したv1.4.0では、『マリオカート64』のROMから全16コースを取り込み、『Road Rash 64』のバイクで走行できる機能が追加されました。コース上にはアイテムボックスも配置されていましたが、そこで入手できたのは『Road Rash 64』側の武器や、一定時間攻撃力を2倍・4倍にする効果などでした。
今回のv1.4.2では、この部分が大きく変化しています。インポートしたコース上で、甲羅、バナナ、キノコ、サンダー、スター、テレサなどの新たなアイテムが登場し、レース中に使用できるようになりました。つまり、『マリオカート64』のコースを走れるだけだった機能から、アイテムを使ったレース部分についても同作に近い要素が加わったことになります。
新アイテムはオプションで有効化可能
新たに追加されたMK64アイテムは、レース用のオプションから有効化でき、その設定内容を保存することもできます。また、アイテムの切り替えには既存の武器用HUDが利用される仕組みになっています。
ただし、これらは現時点では「experimental(実験的)」な機能です。アイテムの切り替えや当たり判定、サンダー使用時のビジュアルなどについては引き続きテストが行われており、今後さらに仕様が変更される可能性があります。
ボーナスチャプター「Big Game Insanity」も追加
v1.4.2では、MK64アイテム以外にもいくつかの新要素が追加されています。そのひとつが、ボーナスチャプター「Big Game Insanity」です。
従来のエンディングはそのまま残しつつ、その後に任意で追加のボーナスレースへ進めるようになっており、こちらは繰り返しプレイすることも可能です。進行状況にも保存機能が用意されているほか、キャンペーン終了後の購入や「Join」への移行に関する不具合も修正されています。
さらに、周囲を走るAIライダーや他プレイヤーのエンジン音も追加されました。音はライダーの位置や距離に応じてステレオ定位や音量が変化するようになっており、「Rival Engine Volume」から個別に調整することも可能です。
オンライン関連についても、接続しているプレイヤーの動きやリモート側のサウンド、レース終了後の同期処理などに修正が入っています。ただし、オンライン機能についても引き続き実験的な扱いとなっており、プレイするユーザー全員がv1.4.2を使用する必要があります。
利用にはふたつのROMを自分で用意する必要あり
「Road Rash 64 Recompiled」にはゲーム本体のROMや、『マリオカート64』から抽出したコース、テクスチャ、音声などは含まれていません。そのため利用するには、ユーザー自身が『Road Rash 64』のROMを用意する必要があり、MK64 Race Packのコースや今回追加されたアイテムを利用する場合は、さらに『マリオカート64』のROMも必要になります。
またリリースノートでは、既存の「c40」形式のインポートデータについては引き続き利用できる一方、それより古いパックでは新アイテムを利用するために再インポートが必要とされています。すでにMK64 Race Packを導入している場合も、以前作成したデータの状態によっては再度インポート作業が必要になる点には注意したほうがよさそうです。
わずか数日前のv1.4.0で『マリオカート64』の全コースを走れるようになったばかりですが、早くもアイテム部分まで手が加えられました。まだ実験的な段階ではあるものの、『Road Rash 64』と『マリオカート64』という異色の組み合わせが、さらにそれらしい形へと発展しています。















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