本来は2Dゲーム向けに設計されたゲームボーイカラーで、疑似3D空間を駆け回る新作FPS『WOLF』が2026年8月13日に配信開始されました。
●『WOLF』の配布ページ
https://thalamusdigital.itch.io/wolf-game-boy-color
本作を手掛けたのは、ゲームボーイカラー向けローグライク『Roguecraft』などを開発したShane McCafferty氏。Rocketship Parkが制作し、Thalamus Digitalより配信されています。
『WOLF』の大きな特徴となっているのが、独自に開発されたレイキャスティングエンジンです。レイキャスティングとは、プレイヤーの位置から壁までの距離を計算して疑似的な3D空間を描画する手法で、『Wolfenstein 3D』などの初期FPSでも利用されていました。
本作では、この仕組みをゲームボーイカラー上で動かすことで、テクスチャが貼られた通路や奥行きに応じたシェーディング、アニメーションなどを表現。ステージごとに工業施設風の通路やネオンカラーの部屋といった異なるカラーパレットが採用されており、ゲームボーイカラーらしいドット表現と疑似3D空間が組み合わされています。

ゲームの目的は、ステージ内を探索しながら指定された数の敵を倒し、出口の鍵を入手して脱出すること。体力は3ポイントしかなく、敵はプレイヤーを追跡しながら飛び道具を放ってきます。
画面下部にはレーダーやステージ番号、残りの敵数、体力が表示されます。マップはプロシージャル生成方式が採用されており、プレイするたびに構造が変化。レーダーアイテムを入手すると、マップ上に敵の位置も表示されるようになります。

操作は十字キーによる移動と旋回に加えて、Aボタンで射撃、Bボタンを押しながら左右を入力することで平行移動が可能です。限られたボタン数の中で、FPSらしい操作を実現しています。
配布されているのはゲームボーイカラー用のROMファイルで、ダウンロードデータの容量は約61KB。Windows、macOS、Linuxなどに対応したゲームボーイエミュレーター「mGBA」で動かせるほか、対応するフラッシュカートを使用することで、ゲームボーイカラー実機でもプレイできます。

価格は1.99ドル。最新ハード向けにレトロ風のFPSを作った作品ではなく、実際のゲームボーイカラー上で疑似3D空間を描画しているところが最大の見どころといえそうです。
via. Time Extension















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