Analogueは2026年9月23日、NINTENDO64互換機『Analogue 3D』向けの最新システムソフトウェア「3DOS v1.5.1」をリリースしました。今回のアップデートでは、これまで「Unknown Cartridge」と表示されていたカートリッジのライブラリ情報をカスタマイズできる新機能が追加されています。
●3DOS v1.5.1
https://www.analogue.co/support/3d/firmware/1.5.1
そのほか、NINTENDO64のゲームライブラリ全体を対象にしたデフォルト設定の最適化や、ゲームプレイ中のオーバークロック設定変更、Memoriesの作成機能なども追加されており、バージョン番号以上に変更点の多いアップデートとなっています。
「Unknown Cartridge」のライブラリ情報をカスタマイズ可能に
今回の目玉のひとつが、Analogue 3Dの内蔵データベースに登録されていないカートリッジのライブラリ情報をユーザー側で設定できるようになったことです。これまでは認識できないカートリッジが「Unknown Cartridge」として表示されていましたが、v1.5.1ではゲームタイトルだけではなく、開発元や販売元などの情報もカスタマイズ可能になりました。
ただし、本体の画面上からタイトルなどを直接入力する機能が追加されたわけではありません。Analogueが公開している開発者向けドキュメントによると、SDカード内の「/Library/N64/Games/{Game Folder}/library.json」を編集することで設定する仕組みになっています。この機能は、Analogue 3Dの内蔵データベースに存在しないライブラリエントリーを対象としたものです。
「library.json」ではゲームタイトルのほか、リビジョン、プレイ人数、対応アクセサリー、地域、開発元、販売元、発売年などを設定できます。また、仮想Expansion Pakやリージョン、32ビットカラー、プログレッシブ出力、水平アップスケーリング、オーバークロック、仮想アクセサリー、ライブラリ上のカートリッジカラーなど、ゲームごとのデフォルト設定も記述可能です。
N64ライブラリ全体のデフォルト設定も最適化
v1.5.1では、NINTENDO64のライブラリ全体を対象に、Auto Overclock、Horizontal Upscaling、Progressive Outputなどのデフォルト設定も新たに最適化されています。Analogueは、よりプラグ&プレイに近い状態で利用するため、アップデート後にライブラリのHardware設定をリセットすることを推奨しています。
また、「Settings → System → Maintenance」から、ライブラリ全体のHardware/Advanced設定やOriginal Display Mode設定をデフォルト状態に戻す機能も追加されました。ゲームごとに設定を変更してきた場合は影響を受ける可能性があるため、リセットを行う際は現在の設定を確認しておいたほうがよさそうです。
さらに、オーバークロックと「Force Original Hardware」をゲームプレイ中に変更できるようになったほか、オーバークロックには新たに「Off」が追加されました。ゲーム中にオーバークロック設定を変更した場合、反映まで数秒かかる場合があるとされています。
このほか、ゲーム内メニューから直接「Memory」を作成する機能や、ワイヤレス/USBコントローラー利用時に現在選択されている仮想アクセサリーを確認する機能も追加。CPUのI-cache動作やHorizontal Upscaling、Progressive Outputのパフォーマンスも改善され、一部ゲームで発生していた映像のクロッピング問題なども修正されています。
3DOS v1.5.0では内部グラフィックアップスケーリングが新たに搭載されましたが、今回のv1.5.1では、その機能を含むゲームごとの設定やライブラリ周りの使い勝手をさらに整えるアップデートとなっています。Analogue 3Dを利用している人は、公式のリリースノートを確認したうえでアップデートしてみるといいでしょう。















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