Android搭載の携帯ゲーム機「Retroid Pocket Flip 2」の最近出荷された一部個体で、120Hz表示が利用できるという報告が複数のユーザーから出ています。
●Retroid Pocket Flip 2公式商品ページ
https://www.goretroid.com/en-jp/collections/retroid-pocket/products/retroid-pocket-flip-2
Retroidが公開しているRetroid Pocket Flip 2の公式仕様では、ディスプレイは現在も「5.5インチ AMOLED、1080p@60fps」と記載されており、120Hz対応についての案内はありません。そのため正式な仕様変更が行われたと断定することはできませんが、製造時期によって異なるディスプレイパネルが混在している可能性がありそうです。
公式仕様は60fpsのまま。一部の12GBモデルで120Hz表示を確認
今回話題になっているのは、Redditのr/retroidに2026年9月23日に投稿されたユーザー報告です。
投稿者がRetroid公式サイトのセールで購入したというブラックカラーのRetroid Pocket Flip 2は、Snapdragon 865と12GB RAMを搭載したモデル。Android向けユーティリティ「PULSE」を使用してリフレッシュレートを120Hzに変更したところ、実際に120Hzで表示できたと報告しています。
さらに設定項目で120Hzを選べただけではなく、Androidの開発者向けオプションにあるリフレッシュレート表示機能や「UFO Test」を利用して120Hz動作を確認。投稿者によれば、AndroidのUIアニメーションについても60Hzの端末と比較して滑らかに感じられたとのことです。
Retroid Pocket Flip 2の公式商品ページでは、Snapdragon 865モデルについて12GB LPDDR4xメモリや128GB UFS 3.1ストレージなどが掲載されていますが、ディスプレイについては現在も5.5インチAMOLEDの「1080p@60fps」という表記から変更されていません。
別の購入者からも120Hzの報告。ただし60Hzの個体も存在
興味深いのは、120Hzを確認したユーザーがひとりだけではないことです。
同じRedditのスレッドでは、別のRetroid Pocket Flip 2所有者からも同様に120Hzで動作したという報告が寄せられています。また、RetroidのAliExpress在庫から購入し、2026年8月末に発送されたブラックカラーの12GB/Snapdragon 865モデルでも、120Hz表示を確認できたという書き込みがあります。
このことから、少なくとも最近流通している一部のRetroid Pocket Flip 2に、従来とは異なるディスプレイパネルが使用されている可能性はありそうです。
ただし、すべてのRetroid Pocket Flip 2が120Hzに対応しているわけではありません。同じスレッドには120Hzを選択できたものの、実際のリフレッシュレートを確認すると60Hzのままだったというユーザーもいます。
そのため現時点では、「12GBモデルなら120Hz」「最近製造されたモデルなら120Hz」といった判断はできません。あくまでも一部の個体で120Hz表示が確認されている、という段階です。
自分のRetroid Pocket Flip 2が120Hz対応か確認するには?
今回の報告を参考にするなら、自分のRetroid Pocket Flip 2が120Hz表示に対応しているか確認することもできます。
投稿者はまず「PULSE」を利用してディスプレイのリフレッシュレートを120Hzに設定。そのうえでAndroidの「開発者向けオプション」に用意されているリフレッシュレート表示機能を有効にし、実際の表示が120Hzになっていることを確認しています。さらにブラウザ上で動作する「UFO Test」でもチェックしています。
ここで注意したいのは、設定画面で「120Hz」を選択できるだけでは、120Hz対応の証明にはならないという点です。実際に今回のスレッドでも、120Hzを設定できたものの実表示は60Hzのままだった例が報告されています。
そのため確認する場合は、Android側のリフレッシュレート表示やUFO Testなども併用したほうがよさそうです。
120Hz表示できても、すべてのゲームが120fpsになるわけではない
もうひとつ注意しておきたいのが、ディスプレイが120Hzで動作することと、ゲームが120fpsで動作することは別だという点です。
120Hz対応のパネルであっても、ゲームやエミュレーター側が60fpsに制限されている場合は、そのまま120fpsになるわけではありません。また、Retroid Pocket Flip 2はSnapdragon 865を搭載した端末であるため、処理性能によってフレームレートが制限されるケースもあります。
一方、AndroidのUI操作などでは高リフレッシュレートによる滑らかさを体感できる可能性があるほか、利用するアプリやエミュレーターによっては120Hzパネルを活用できる場面もありそうです。
なぜ120Hz対応パネルが使われているのかは不明
現時点でRetroidからRetroid Pocket Flip 2の120Hz対応に関する公式発表はなく、一部の個体で120Hz表示が利用できる理由も明らかになっていません。
コミュニティでは別製品向けのパネルが使用されているのではないか、従来のパネルから製造途中で別のものに切り替わったのではないかといった推測も出ていますが、いずれもRetroidが確認した情報ではありません。
少なくとも複数の購入者から実機で120Hz表示できたという報告が出ている一方、60Hzの個体も存在しています。そのため現段階では、「最近出荷されたRetroid Pocket Flip 2の一部に120Hz対応パネルが混在している可能性がある」と捉えておくのがよさそうです。
今後、Retroidからパネルの仕様や製造ロットについて何らかの説明が行われるのか注目したいところです。
via.Reddit















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