ジョブズの破壊命令から逃れた「Twiggyドライブ」搭載の初代Macintoshプロトタイプがオークションに出品され1700万円の値が付く可能性も!?

ジョブズの破壊命令から逃れた「Twiggyドライブ」搭載の初代Macintoshプロトタイプがオークションに出品され1700万円の値が付く可能性も!?

コードネームがモデルのTwiggyが由来となった、アップルのFileWareフロッピー ディスクドライブ。同社は標準のフロッピーディスクの容量を増やすためにこのドライブをApple IIやApple IIIのほか、初代Macintoshでも採用する予定でした。

しかし、あまりにもドライブの故障率が高いことからこの計画を変更。最終的に初代Macintoshには、ソニー製のドライブが採用されることとなりました。今回オークションに出品されたアイテムがすごいのはここからで、なんとプロトタイプはモデル番号 #M0001が本体に付けられています。実は、このプロトタイプはスティーブ・ジョブズからすべて破壊するように命じられていたため、本来残っているハズの無いものがあるということになります。

オークションは現地時間の2024年10月13日から23日まで開催され、日本円で最大1700万円の値が付く可能性もあります。

●オークションのページ
https://www.bonhams.com/auction/29514/preview-lot/5918785/apple-twiggy-macintosh-prototype-used-in-the-development-of-demonstration-software-macintosh-personal-computer-apple-computers-inc-cupertino-ca-1983-with-5-14-inch-twiggy-disk-drive-with-corresponding-slot-in-front-panel/

via.TechEBlog

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高島おしゃむ
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。