RetroTINK-4Kをブラウザからリアルタイム調整! 「RT4K-Profiler」Webアプリが公開

RetroTINK-4Kをブラウザからリアルタイム調整! 「RT4K-Profiler」Webアプリが公開

PIPe氏が開発するRetroTINK-4K向けの非公式ツール「RT4K-Profiler」に、RetroTINK-4K本体とUSB接続して直接操作できるWebアプリ版が登場しました。RetroRGBが2026年8月23日に報じたもので、PCのブラウザから各種設定をリアルタイムで変更できるほか、プロフィールの読み込みや編集、保存、ファームウェアの読み込みなどにも対応しています。

●RT4K-Profiler Web App
https://rt4k-profiler.pipe.hr/

●RetroTINK-4K Experimental Firmware
https://retrotink-llc.github.io/firmware/4k-experimental.html

これまでのRT4K-Profilerは、RetroTINK-4KのプロフィールファイルをWebブラウザ上で表示・編集できるツールとして公開されていました。今回追加された「Direct Connection」では、RetroTINK-4KをPCまたはノートPCにUSB接続し、「Connect to RT4K」からUSBシリアルポートを選択することで、本体を直接操作できるようになっています。

ブラウザで変更した設定をリアルタイムで確認可能

直接接続した状態では、RetroTINK-4KのOSD(オンスクリーンディスプレイ)を開くことなく、ブラウザ上から設定を変更できます。

設定内容はリアルタイムで本体に反映されるため、映像を表示した状態のままPC側で項目を調整し、その結果を確認しながら作業を進めることができます。設定変更のたびにOSDを開いたり閉じたりする必要がないのもポイントです。

また、RetroTINK-4Kに挿入したSDカード上の既存プロフィールをブラウザから読み込み、その内容を編集して上書き保存したり、新しいプロフィールとして保存したりすることもできます。PCのキーボードを利用したプロフィール名の変更にも対応しています。

さらにRetroRGBによると、Webアプリから新しいファームウェアを読み込むことも可能です。これらの機能により、プロフィールの編集やファームウェア更新のためにSDカードを本体から何度も取り外す作業を減らすことができます。

Experimental Firmware v1.75.0でシリアル制御機能を拡張

今回の直接操作を可能にしているのが、RetroTINK公式が2026年8月16日に公開した「Experimental Firmware v1.75.0」です。

同バージョンでは、USB-Serialの標準通信速度が従来の115,200baudから2,000,000baudへと引き上げられました。また、USBとHD-15の両方で利用できるシリアル制御インターフェースが大幅に拡張されています。RT4K-Profilerの新しいWebアプリは、このシリアル制御機能を利用して本体をリアルタイムに操作しています。

対応しているのは「RetroTINK-4K Pro」と「RetroTINK-4K CE」で、利用には少なくともExperimental Firmware v1.75.0が必要です。一方、「RetroTINK-6X CE」はUSBシリアル制御機能を搭載していないため、今回紹介したUSB接続による方法には対応していません。

なお、v1.75.0はRetroTINK公式でも「Experimental Firmware」として公開されているバージョンです。RT4K-ProfilerについてもRetroTINK公式ソフトではなく、PIPe氏が開発するサードパーティー製ツールである点には注意が必要です。

via.RetroRGB

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