レトロ向けIPSモニター『Checkmate Display V2』計画始動! SCARTを標準搭載、Kickstarterは準備中

レトロ向けIPSモニター『Checkmate Display V2』計画始動! SCARTを標準搭載、Kickstarterは準備中

クラシックPCやゲーム機向けのモジュラー式IPSモニターを手掛けるCheckmate Displaysが、改良モデルとなる『Checkmate Display V2』を計画していることが明らかになりました。公式サイトでは現在、今後実施予定のKickstarterキャンペーンに向けた関心登録ページが公開されています。

●Checkmate Display V2公式関心登録ページ
https://checkmatedisplays.com/Products.aspx?id=466

今回のV2で大きく変更されるのが、SCART入力の扱いです。初代モデルでは別売りの拡張カード側に用意されていましたが、V2ではこれをメイン基板に統合。標準モデルの構成をシンプルにすることで、購入価格を引き下げる方針です。

SCARTを標準搭載。HDMIは2系統を用意

初代『Checkmate Display』では、標準モデルが税別379ポンドで販売されていました。しかし、SCARTを利用するには「Appy’s retro scaler」が別途必要で、こちらは199ポンド。さらに5入力のHDMIスイッチャーが19ポンドという構成になっていました。

公式によると、利用者からのフィードバックを集めた結果、追加機能として多くの人が必要としていたのはSCARTだったとのこと。そこでV2では、従来の5入力HDMIスイッチャーを標準構成から外し、そのスペースを利用してSCARTをメイン基板に統合しています。

HDMI自体がなくなるわけではなく、標準モデルにも2系統のHDMI入力が残されます。つまりV2では、SCARTを利用するためだけに高価な拡張カードを追加する必要がなくなるというわけです。

より多くの入力が必要なら「Pro pack」も用意

一方で、さまざまなクラシックハードを接続したいユーザー向けには、拡張用の「Pro pack」も計画されています。

こちらでは「Appy’s retro scaler」と5入力HDMIスイッチャーを追加することで、より多くのレトロ機器に対応できる構成になる予定です。RGBiやRF、CGA、EGAなどの入力が必要なユーザーについても、この拡張構成が想定されています。

こうした標準モデルとPro packの切り分けによって、SCARTとHDMI程度で十分というユーザーが、使用しない機能のために追加費用を負担する必要をなくすことが、V2における大きな狙いとなっています。

初代の金型を活用してコストを削減

V2の価格を抑えられる理由は、基板構成の見直しだけではありません。

初代モデルを製品化した際に、プラスチック製パーツ用の金型やツーリングには約10万ドルが投資されており、これらの費用はすでに初代で負担済みです。V2でも同じ筐体とデザインを活用することで、新たに同規模の初期費用を負担する必要がなく、近年の製造コスト上昇分の一部を相殺できると説明しています。

初代『Checkmate Display』は2022年11月から12月にかけてKickstarterを実施し、1,402人から35万7,558ポンドを集めて製品化されました。

V2の価格は未定。Kickstarterもまだ開始前

注意しておきたいのは、現時点では『Checkmate Display V2』の販売や予約受付が始まったわけではないという点です。

公式ページの標準モデル価格は「TBC(未確定)」となっており、最終的な販売価格はまだ発表されていません。また、ページ上では0ポンドと表示されていますが、こちらは製品価格ではなく関心登録用の仮表示です。

現在公開されているのはあくまでもKickstarter開始に向けた関心登録ページで、登録しておくとキャンペーン開始後にメールで案内が送られる予定です。商品状態についても「Awaiting stock」と表示されており、現在購入できる状態ではありません。

Kickstarterの開始日や発送時期、対応地域、送料なども現時点では未発表です。V2固有の詳細なパネル仕様や対応信号なども明らかになっていないため、このあたりは今後公開されるKickstarterキャンペーンでの続報を待つことになりそうです。

via.Amiga-news.deGenerationAmiga

ABOUT US
アバター画像
retrogamer