メガドライブでDOOMが動く! プレイ可能な『MegaLDOOM』v0.1 ROMが公開

メガドライブでDOOMが動く! プレイ可能な『MegaLDOOM』v0.1 ROMが公開

celsowm氏は2026年8月22日、セガ・メガドライブ/Genesis向けに開発している一人称視点シューティング『MegaLDOOM』v0.1を公開しました。SGDKを利用して制作されたプレイ可能なプロトタイプで、ROMファイル「megaldoom_v0.1.bin」がitch.ioで配布されています。

●MegaLDOOM
https://celsowm.itch.io/megaldoom

●GitHub
https://github.com/celsowm/megaldoom

『MegaLDOOM』は、メガドライブのハードウェア上でテクスチャ付きの一人称視点環境を動かすことを目指した技術実験です。GitHubのREADMEでは「Doom-inspired first-person shooter」と説明されており、『DOOM』そのものをメガドライブへ完全移植した作品ではありません。

現在公開されているv0.1は、『DOOM』のE1M1をモチーフにした内容を中心に構成されています。単に一人称視点のマップ内を歩けるだけではなく、探索や敵との戦闘、アイテムの取得、ドアの開閉、スイッチの操作など、ゲームとして遊ぶための要素もまとめて実装されています。

MegaLDOOM v0.1 がリリースされました! 🔥

(今は http://itch.io で正しく表示されています、すみません!) https://celsowm.itch.io/megaldoom

非常に初期バージョンです — 粗い部分があることを期待してください! #SGDK および/または #DOOM の専門家ですか? 貢献は大歓迎です。PR: https://github.com/celsowm/megaldoom

レンダリングはメガドライブのVDP向けに設計されており、壁などのテクスチャ表示に加えて、敵やオブジェクトの表示にも対応。体力やアーマー、キー、ピストル用の弾薬といったアイテムのほか、HUD、ミニマップ、ポーズメニューなども用意されています。

操作は、方向キーの上下で前進・後退、左右で旋回。Aボタンを押しながら移動すると走ることができ、Bボタンでピストルを発射します。Cボタンはドアやスイッチの操作に使用し、Cボタンを押しながら方向キーの左右を入力することで平行移動も行えます。

オーディオについてはXGM2による音楽に対応しているほか、GitHubのREADMEでは『DOOM』由来の効果音を使用していると説明されています。タイトル画面やアニメーション付きメニュー、難易度選択、オーディオ設定など、ゲーム開始前のフロントエンド部分も実装済みです。

開発にはメガドライブ向けの開発環境「SGDK」が利用されており、ソースコードもGitHubで公開されています。ソースコードのライセンスはMITライセンスです。

なお、itch.ioでは本作の開発状態が「In development」とされており、現時点では完成版ではありません。GitHubでも「evolving prototype」と説明されており、現在はE1M1でのプレイ体験を改善しつつ、メガドライブのメモリやパフォーマンスの制約内にレンダラーを収めながらゲーム内容を拡張していく段階とされています。

また、itch.ioのAI Disclosureでは「AI Assisted」と申告されており、対象としてCode、Graphics、Sounds、Textが挙げられています。具体的にどの部分で、どの程度AIが利用されたのかについては、今回確認した情報では明らかにされていません。

『MegaLDOOM』はid SoftwareやBethesda Softworksによる公式作品ではなく、両社から承認を受けた作品でもありません。あくまでも『DOOM』に着想を得た非公式ファンプロジェクトですが、メガドライブ上でテクスチャ付きの一人称視点表示だけではなく、敵やアイテム、戦闘、ドア、サウンドなどをひとつのプレイ可能なROMにまとめているところが、本プロジェクトの大きな特徴といえそうです。

via.GenerationAmiga

ABOUT US
アバター画像
retrogamer