2026年8月23日までに、GitHubユーザーのstrider973氏が、初代PlayStation用シューティングゲーム『Einhänder(アインハンダー)』をWindows上でネイティブ動作させる非公式プロジェクト「Einhänder Recompiled」を公開しました。
●Einhänder Recompiled(GitHub)
https://github.com/strider973/Einhander-Recompiled
「Einhänder Recompiled」は、PlayStation向けソフトを再コンパイルする「PSXRecomp」を利用した実験的なプロジェクトです。対象になっているのは米国版『Einhänder』の「SCUS-94243」で、PlayStationのゲームコードを再コンパイルし、Windows向けのネイティブ実行ファイルとして動かす仕組みが採用されています。
現時点ではまだ初期段階のWIPですが、起動とゲームプレイは動作しており、開発者による進行確認はステージ3まで行われています。フレームレートについてもREADMEでは60fpsと記載されています。
音楽と効果音も動作しているほか、キーボードとコントローラーのキー割り当て、メモリーカードにも対応。セーブステートと巻き戻し機能も実装されていますが、こちらは実験的な機能という位置付けです。音声については、軽微なアーティファクトが発生する場合があるとされています。
グラフィック関連では、内部解像度やアンチエイリアス、テクスチャフィルタリング、VSyncなどを設定可能です。レンダラーにはOpenGLが推奨されています。
画面比率はオリジナルと同じ4:3が推奨されています。ワイドスクリーン表示については、元の背景よりも外側まで描画した際に空白部分が見えてしまうことから、現在は無効化されています。
動作環境は64ビット版Windowsで、モダンなOpenGLをサポートするGPUが必要です。また、ゲームをプレイするには、ユーザー自身が所有する米国版『Einhänder』から吸い出したBIN/CUE形式のディスクイメージを用意する必要があります。対応するゲームのシリアルは「SCUS-94243」に限定されています。
注意しておきたいのは、現時点で『Einhänder』全編の動作が確認されたわけではないという点です。READMEでもステージ3以降や別ルートについては十分なテストが行われておらず、互換性は保証されていないと説明されています。また、セーブステートについても、今後のアップデートによって互換性が失われる可能性があります。
さらに、GitHubの「Releases」欄には現在のところ正式な配布リリースは登録されていません。そのため、一般ユーザー向けの完成済みPC版がリリースされたというよりは、ソースコードが公開され、実際にゲームが動作する段階まで開発が進んだ初期の再コンパイルプロジェクトと見るのがよさそうです。
なお、「Einhänder Recompiled」はスクウェア・エニックスやソニー・インタラクティブエンタテインメントとは関係のない非公式プロジェクトです。
1997年にスクウェアから発売された『アインハンダー』が、PlayStationエミュレーターとは異なる再コンパイルという手法でどこまでWindows上に再現されていくのか、今後の開発も気になるところです。
via.Reddit















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