Sonic Dreamcaster氏は2026年8月23日、NINTENDO64用レースゲーム『Extreme-G』を現行PC向けに再コンパイルした非公式プロジェクト「Extreme-G: Recompiled」のv1.0.0を公開しました。Windows、Linux、macOS向けのビルドが配布されています。GitLabの記録では、日本時間8月23日11時33分にリリースされています。
●公式GitLab/v1.0.0配布ページ
https://gitlab.com/sonicdcer/ExtremeGRecomp/-/releases
「Extreme-G: Recompiled」は、一般的なNINTENDO64エミュレーター上でゲームを動かすものではありません。「N64: Recompiled」を利用して『Extreme-G』のコードを静的再コンパイルし、現代のハードウェア上でネイティブに動作させるプロジェクトです。また、レンダリングエンジンには「RT64」が利用されています。
エクストリームG リコンパイルド:誕生日おめでとう、私!、ああ、それと今日、新しいPC移植版をリリースします。エクストリームG が現代のハードウェアで再び輝くチャンスの時が来ました!
ただし、ゲーム本体が無料で配布されているわけではありません。公開されているリポジトリやビルドにはゲームのアセットは含まれておらず、実行するにはユーザー自身が所有する北米版『Extreme-G』バージョン1.0のデータが必要です。メインメニューからゲームデータを指定することで必要なアセットが読み込まれ、別途抽出作業やゲーム自体のビルドを行う必要はありません。なお、本プロジェクトで利用できるのはこの特定バージョンのみで、任意のNINTENDO64用ROMを読み込めるエミュレーターではないことも明記されています。
v1.0.0ではWindowsとmacOSに加えて、Linux x64、Linux ARM64、Flatpak x64向けのパッケージが用意されています。Steam DeckについてもLinux版を利用可能で、デスクトップモードから実行ファイルをSteamに追加した後、Gaming Modeから起動する手順が公式READMEで案内されています。
現代環境向けの機能も追加されており、ゲームプレイ、グラフィックス、入力、オーディオなどをゲーム内メニューから設定可能。マウス、キーボード、コントローラーによるメニュー操作に対応するほか、高フレームレートやワイド/ウルトラワイド表示、Modやテクスチャパックなどもサポートしています。フレームレートは標準ではディスプレイのリフレッシュレートに合わせて動作し、オリジナル版相当のフレームレートを選ぶこともできます。
動作環境については、x86-64環境でSSE4.1に対応したCPUが必要です。GPUはDirect3D 12(Shader Model 6)、Vulkan 1.2、またはMetal Argument Buffers Tier 2のいずれかをサポートする必要があります。macOSについてはApple Silicon搭載Mac、または第7世代Intel CPUとmacOS 13.0以降を搭載した環境が挙げられています。
なお、「Extreme-G: Recompiled」は新たなグラフィックスでゲームを作り直したリメイクや、権利元による公式リマスターではありません。元のNINTENDO64版をベースに、コードを現代のCPU向けに変換して動作させるファン開発の再コンパイルプロジェクトです。
オリジナルの『Extreme-G』は1997年にNINTENDO64向けに発売されたレースゲームで、Probe Entertainmentが開発し、Acclaim Entertainmentが発売。未来的なマシンを操り、武器などを利用しながら高速コースを駆け抜ける作品となっています。
via.GenerationAmiga















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