1991年のDOS用アクション『Commander Keen 4』が3DOに!実機で動く非公式移植版が公開

1991年のDOS用アクション『Commander Keen 4』が3DOに!実機で動く非公式移植版が公開

1991年にDOS用として発売されたアクションゲーム『Commander Keen 4: Secret of the Oracle』を、3DO向けに移植した非公式ホームブリュー版が公開されました。

●『Commander Keen 4』3DO移植版の配布ページ
https://eyepatchfilms.com/keen4-3do.html

『Commander Keen』は、『Wolfenstein 3D』や『DOOM』で知られるid Softwareが、それらの作品よりも前に開発した横スクロールアクションゲームです。

主人公は、フットボール用のヘルメットをかぶった8歳の少年ビリー・ブレイズ。コマンダー・キーンを名乗り、自作の宇宙船や光線銃、愛用のホッピングを使ってエイリアンに立ち向かいます。

シリーズ4作目にあたる『Commander Keen 4: Secret of the Oracle』では、銀河を破壊しようとする異星人の計画を知ったキーンが、惑星Gnosticus IVへ向かい、連れ去られた賢者たちを救出していきます。

今回登場した3DO版を制作したのは、レトロゲーム機向けのホームブリュー移植に取り組んでいるEyepatch Filmsです。オリジナル版のステージや敵、隠し要素を収録したゲーム全編が、3DO上でネイティブに動作するよう再構築されています。

DOS版ではキーボードを使用していましたが、3DO版では本体のコントロールパッド向けに操作方法を変更。十字キーによる移動に加えて、ジャンプ、ホッピング、光線銃による攻撃が3つのフェイスボタンに割り当てられています。

画面解像度は320×240ピクセル。配布形式は3DO用のCDイメージで、CD-Rに書き込むことでオリジナルの3DO実機から起動できます。

公式ページによると、3DOは多くのモデルで本体を改造することなく、ホームブリューのCD-Rを起動できるとのこと。ただし、Panasonic FZ-1やFZ-10など発売から長い年月が経過した本体では、光学ドライブの状態や使用するCD-Rとの相性に左右される場合があります。配布元は、品質の良いメディアを使用して低速で書き込むことを推奨しています。

実機以外では、RetroArchの3DOエミュレーターコア「Opera」や、3DOエミュレーター「Phoenix」からCDイメージを読み込んでプレイすることも可能です。

本作は無料で配布されていますが、ダウンロードするにはEyepatch FilmsのYouTubeチャンネルを登録し、登録に使用したYouTubeのハンドル名を配布ページで入力する必要があります。

なお、本作はid Softwareによる公式移植ではありません。配布元も、ゲーム保存とホームブリュー研究を目的とした非公式ファンプロジェクトであると説明しています。実機で利用する場合は、CD-Rの作成や古い光学ドライブの取り扱いを含めて、自己責任で試すようにしましょう。

DOS向けの名作アクションが、当時移植されることのなかった3DO上で35年後に動き出すという、ホームブリューならではのユニークな移植作品となっています。

via. GenerationAmiga

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