MiSTer FPGA向けセガSystem 32コアが登場! 『ゴールデンアックス デスアダーの復讐』など3作品に対応

MiSTer FPGA向けセガSystem 32コアが登場! 『ゴールデンアックス デスアダーの復讐』など3作品に対応

MiSTer FPGA向けに、セガのアーケード基板「System 32」を再現する新たなFPGAコアが登場しました。開発を手掛けているのはMeathax氏で、ソースコードはGitHubで公開されています。

●GitHub
https://github.com/meathax/s32

「System 32」は、1990年代前半にセガがアーケードゲーム向けに展開していた32bit基板です。『ゴールデンアックス デスアダーの復讐』をはじめ、『セガソニック・ザ・ヘッジホッグ』や『ジュラシック・パーク』、『ラッドモビール』など、様々なタイトルで採用されていました。

今回公開されたコアはまだ開発途中ではあるものの、現時点では以下の3タイトルが動作可能とされています。

・『Holosseum』
・『Spider-Man: The Video Game』
・『Golden Axe: The Revenge of Death Adder(ゴールデンアックス デスアダーの復讐)』

中でも注目したいのが、『ゴールデンアックス デスアダーの復讐』です。

本作は1992年にアーケード向けに登場した『ゴールデンアックス』シリーズの作品で、System 32の性能を活かした大きなキャラクターや多数の敵、拡大縮小を利用した演出などが特徴となっています。最大4人での同時プレイにも対応していました。

Meathax氏は7月26日に、この『ゴールデンアックス デスアダーの復讐』に対応したコアをPatreonで公開。その後、現在のGitHubでは『Holosseum』と『Spider-Man: The Video Game』も動作可能なタイトルとして追加されています。

一方で、『Arabian Fight』『Burning Rival』『Dark Edge』『Jurassic Park』『Rad Mobile』『SegaSonic The Hedgehog』『OutRunners』などは、現在のところ未対応となっています。GitHubにはこれらを含むSystem 32/Multi 32タイトルの互換性リストも掲載されているため、今後の対応拡大にも期待したいところです。

ちなみに動作にはSDRAMを搭載したMiSTer環境が必要ですが、現在対応しているSystem 32タイトルについては32MBのSDRAMでも十分とされています。ゲームのROMデータ自体はコアには含まれていません。

また、少し変わったところでは、GitHubのREADMEに「This core is 100% AI coded」と明記されており、AIを活用して開発されたFPGAコアであることも特徴のひとつです。

ここ最近のMiSTer FPGA界隈では、AIを利用して開発されたコアについて、コードの品質や検証不足などを懸念する声もあり、いわゆる「vibe coding」で作られたコアに対して批判的な見方をするユーザーも少なくありません。一方で、「これまで存在しなかったコアが遊べるようになるなら歓迎」といった肯定的な意見もあり、AIを利用したFPGAコア開発についてはコミュニティ内でも意見が分かれている状況です。

via.Reddit

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