ゲームボーイとゲームボーイアドバンスの電池を交換してみた

任天堂の携帯型ゲーム機であるゲームボーイも、発売から30年近く経つゲームもあり、中古市場で出回っているものの中でも電池が切れてしまったセーブが出来ないソフトが出てきています。そこで今回は、ゲームボーイとゲームボーイアドバンスのソフトの電池交換に挑戦してみることにしました。

ちなみに実際に交換したタイトルは、ゲームボーイカラー専用の『とっとこハム太郎～ともだち大作戦でちゅ～』と『とっとこハム太郎2 ～ハムちゃんず大集合でちゅ～』、そしてゲームボーイアドバンス専用の『逆転裁判』の3本です。

『ハム太郎』の2本は、外側のケースがスケルトンになっておりシリーズで異なる電池が使われていたのが気になったので中古で手に入れました。ゲームボーイとゲームボーイカラーの電池交換手順はほぼ同じなので、こちらの記事も参考になると思います。

電池交換のための下準備

ゲームボーイとゲームボーイカラーとゲームボーイアドバンスには、それぞれ特殊なねじが使用されています。ゲームボーイ＆ゲームボーイカラーはラインヘッド ( LH型 ) 対応工具が、ゲームボーイアドバンスはY字型ドライバーが必要となるので、あらかじめ用意しておきましょう。

そこで、アマゾンから購入したのが『ANZEO ニンテンドーゲーム機ツールキット』という、ゲーム機に特化した工具をまとめたセットです。ゲームボーイやゲームボーイアドバンスだけではなく、ファミコン、スーパーファミコン、NES、SNES、NINTENDO64、バーチャルボーイ、メガドライブ、ゲームギア、ゲームキューブ、マスターシステム、スーパー32、Nintendo Switchなどに対応しています。

お値段も1130円とお手頃なので、ひとつ持っておくと役立つ場面も多いと思います。

■交換用電池を用意

『とっとこハム太郎～ともだち大作戦でちゅ～』にはCR2025が、『とっとこハム太郎2 ～ハムちゃんず大集合でちゅ～』と『逆転裁判』には、CR1616が使用されていました。そこでアマゾンで購入したのが、『タブ付きボタン電池 CR2025』のType Bと『タブ付きボタン電池 CR1616』のType Bの2種類です。

CR1616は電池容量が60mAhであるのに対して、CR2025のほうは容量が160mAhと約2.7倍も多くなっています。容量が多い分、CR2025の方が大きくなっており若干高さもあります。

今回は比較対象として2種類の電池を入手しましたが、結論から言うとCR1616ではなくCR2025を選んでおけば問題ありません。タブ付きなので、ハンダ付けも楽々行えるところも特徴のひとつです。