『NINTENDO64 コントローラ パック』の電池を交換してみる

というわけで、こちらの記事でも少し触れましたが、『NINTENDO64 コントローラ パック』の中古をアマゾンから購入してみました。値段は300円からあったのですが、アマゾンの倉庫にあるものが早く届きそうだったので580円ぐらいのやつを選んでいます。

で、『ヒューマングランプリ ザ・ニュージェネレーション』と『ファミスタ64』でそれぞれ試してみたところ……どっちも認識せず!?

『NINTENDO64 コントローラ パック』の電池を交換してみる
『NINTENDO64 コントローラ パック』の電池を交換してみる

念のため無水エタノールと接点復活スプレーでクリーニングしてみても、状況は変わりませんでした。ということで、これは完全に電池切れの症状のようです。

『NINTENDO64 コントローラ パック』の電池を交換

というわけで、さっそく電池交換にチャンレンジしてみることに。カセットと同じ特殊ねじが使われていますので、例のドライバーで赤丸で囲ったネジを外していきます。

『NINTENDO64 コントローラ パック』の電池を交換してみる

フタ部分はスライド式になっているので、下側にずらしてから外すようにしましょう。

『NINTENDO64 コントローラ パック』の電池を交換してみる

ということで、中の電池は、いつもおなじみの「CR2032」でした!

赤丸部分のハンダをハズして、新しい電池に取り替えていきましょう。今回は新武器としてハンダ吸い取り機を使ってみたのですが、あっという間にハンダを吸い取ることができてびっくりしました。

『NINTENDO64 コントローラ パック』の電池を交換してみる
『NINTENDO64 コントローラ パック』の電池を交換してみる

ということで、電池交換終了。早速元に戻して、動作を確認してみます。

『NINTENDO64 コントローラ パック』の電池を交換してみる

『ファミスタ64』のほうは、いきなり見慣れぬ名前入力画面が出てきたので、適当に入力。その後ペナントモードを選んでみると、先ほど適当に入力した名前が現れました。

『NINTENDO64 コントローラ パック』の電池を交換してみる

『ヒューマングランプリ ザ・ニュージェネレーション』も、例のメッセージは出ずにちゃんとゲーム画面が出てきました。が、どうやら容量が足りないとか……。

『NINTENDO64 コントローラ パック』の電池を交換してみる
『NINTENDO64 コントローラ パック』の電池を交換してみる

どうやら「START」ボタンを押しながら電源を入れると、「コントローラパックメニュー」というものが表示されるようです。中をチェックしてみると……。

『NINTENDO64 コントローラ パック』の電池を交換してみる

『ファミスタ64』が123ページ占有しているため、新たなファイルが作れないようですね。ちなみにこの『コントローラ パック』の容量は256Kbit(32KB)で、123ページまでしかセーブできない模様。先ほどの『ファミスタ64』は、これ1本ですべて占有しているというわけですね。

64のゲームを遊ぶときは、もう何個か持っておいた方が良さそうです。

text.レトロゲームライター 高島おしゃむ


NINTENDO64本体 クリアブルー
Posted with Amakuri at 2018.5.13
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高島おしゃむ
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。