PS1『MediEvil』の非公式PC移植が正式版1.0に! MOD検索・インストールや右スティックのカメラ操作に対応

PS1『MediEvil』の非公式PC移植が正式版1.0に! MOD検索・インストールや右スティックのカメラ操作に対応

BlackLabelHQは、初代PlayStation向けに発売されたアクションゲーム『MediEvil』を現代のPC上で動作させる非公式プロジェクト『MediEvilRecomp』の正式版1.0を公開しました。その後もアップデートが続けられており、2026年11月2日にはv1.0.3がリリースされています。

本プロジェクトについては、当サイトでも10月2日にオープンベータ版のv0.1bを紹介しました。今回の正式版では、MODを検索・導入できる機能や右アナログスティックによるカメラ操作が追加されたほか、画質や安定性なども改善されています。

●『MediEvilRecomp』GitHub Releases
https://github.com/BlackLabelHQ/MediEvilRecomp/releases

MODの検索・導入に対応! カメラ操作も改善

『MediEvilRecomp』は、PS1向けタイトルを静的再コンパイルする技術を利用し、オリジナルのゲームをPC上で動作させる非公式プロジェクトです。

従来のバージョンでも、ワイドスクリーン表示や描画距離の拡大、フレームレートの向上といった機能が実装されていましたが、正式版1.0ではさらに使い勝手を高める機能が追加されました。

そのひとつが、新たに搭載された「Mod Hub」です。メニュー内の「Mods」から「Explore Mod Hub」を選択することで、MODやアセットパック、シェーダーを探してインストールできるようになっています。

また、ゲーム内でアセットパックを作成・編集できる「Asset Pack Editor」も追加。ShaderModを通じて、slang/libretro形式のシェーダープリセットにも対応しています。

操作面では、右アナログスティックによるカメラ操作が新たに追加されました。アナログ入力の処理も修正されており、現代的なゲームコントローラーでの操作性が改善されています。

24bitカラー表示に対応! ワイドスクリーンや安定性も改善

グラフィック関連では、新たに24bitカラー表示のオプションが追加されたほか、ディザリング表示を制御する機能も搭載されました。

さらに、フレーム補間処理の改善や、ワイドスクリーン表示時の画面切り替えに関する不具合も修正されています。

このほか、描画距離を拡大した際やステージから退出した際に発生するクラッシュ、ムービーが正常に再生されない問題などにも対処。ゲーム全体の安定性向上が図られています。

正式版公開後も細かな修正が続けられており、v1.0.3では音声差し替え処理や、一部テクスチャが正しく扱われない問題などが修正されました。

なお、従来のバージョンから設定システムが変更されているため、アップデートすると以前の設定が初期値に戻る点には注意が必要です。

プレイには北米版『MediEvil』のゲームデータが必要

『MediEvilRecomp』は、Windows、macOS、Linux向けに提供されているプロジェクトです。

実行には「.NET 10 Runtime」が必要で、開発チームではOpenALのインストールも推奨しています。

また、本プロジェクトにはゲーム本体のデータは含まれていません。プレイするには、正規に所有している北米版PlayStation用『MediEvil』から用意したゲームデータが必要です。

現時点で日本版のゲームデータへの対応は確認できていないため、この点にも注意してください。

10月に公開されたv0.1bから約1カ月で正式版に到達した『MediEvilRecomp』。今回のアップデートでは、単にゲームをPC上で動作させるだけでなく、MODの導入や操作性、描画機能など、実際に遊ぶための環境がさらに充実した形となっています。

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