メガドライブ版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』をベースに、スーパー32X向けの描画機能やタッグアクションを盛り込んだ非公式ROMハック『Tag Team Quest 32X』が、「Sonic Hacking Contest 2026」のエントリー作品として公開されました。開発を手掛けているのはJdpense氏で、コンテストの作品ページからダウンロードできるようになっています。
本作は、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』にナックルズを登場させた『Knuckles in Sonic 2』のROMハックを、スーパー32X向けに展開したものです。特徴となっているのは、単にキャラクターのグラフィックを変更するだけではなく、パートナーとの組み合わせによって新しいアクションが使えるようになっている点です。なお、セガやソニックチームが制作した公式作品ではありません。
●Sonic Hacking Contest 2026『Tag Team Quest 32X』作品ページ(情報元・配布先)
https://shc.zone/entries/contest2026/1522
ソニックたちがタッグを組んで新しい技を繰り出す!
『Tag Team Quest 32X』で現在使用できるキャラクターは、ソニック、テイルス、ナックルズの3人です。ゲームボーイアドバンス向けに発売された『ソニック・アドバンス3』のタッグシステムを参考に、パートナーと協力して新しい技や能力を使える仕組みが導入されています。
このタッグシステムは、『ソニック・アドバンス3』からプログラムを移植したものではなく、Jdpense氏が独自に再構築したものです。誰をパートナーに選ぶかによって使えるアクションが変わるため、従来の『ソニック2』とはひと味違った攻略が楽しめそうです。
タッグ技の操作には6ボタンコントローラーを使用します。Xボタンを押し続け、相棒が自分の手元に収まったところでボタンを離すと、組み合わせに応じた技を繰り出せる仕組みです。通常の移動は方向キー、ジャンプはA・B・Cボタンに割り当てられています。また、ナックルズを相棒にしたテイルスが飛行しているときは、YまたはZボタンで攻撃することもできます。
新ボス7体を追加! スーパー32Xの描画機能も活用
もうひとつの見どころが、新たに追加されたボスキャラクターです。各ゾーンのAct 1に向けて、合計7体の新しいボスが用意されています。従来のステージを進むだけでなく、新たな相手との戦いも楽しめるようになっているわけです。
グラフィック面では、Jdpense氏が独自に制作したスーパー32X用のスプライト描画エンジンを採用。追加されたボスや一部のグラフィック変更には、この描画機能が活用されています。キャラクター選択メニューの追加をはじめ、ボス戦の舞台となる場所やActの切り替わりに関する調整、不具合の修正なども行われています。
一方で、ステージの大部分の構成や音楽、効果音、色設定などは従来のものを維持しています。また、スペシャルステージは削除されており、作者の説明によると、Aquatic RuinとMetropolisのAct 2には新しいボスは追加されていません。ゲーム全体を一新した作品というよりも、タッグアクションやボス戦を中心に遊びの幅を広げた内容となっています。








プレイには6ボタン設定が重要! 作者が確認した動作環境は?
『Tag Team Quest 32X』は、Sonic Hacking Contest 2026の作品ページで配布されています。ファイル形式は「rom/sega-32x」で、サイズは4MBです。プレイする場合は、スーパー32X向けのソフトに対応した環境を用意する必要があります。
特に注意したいのが、コントローラーの設定です。タッグアクションや新しいキャラクターの技を使うためには6ボタン操作が必要となるため、エミュレーターを利用する場合も、コントローラーの種類を3ボタンではなく6ボタンに設定しておきましょう。
作者は『Fusion』『RetroArch』『Ares』『BizHawk』『BlastEmu』『jgenesis』の各エミュレーターと、『MegaDrive Ever Pro』でテストしたと説明しています。ただし、これは作者側の動作確認報告であり、当サイトでそれぞれの環境を検証したものではありません。環境や設定によって動作が異なる可能性もあるため、利用するエミュレーターは最新版にしておくことが推奨されています。
『ソニック2』のステージを舞台に、仲間と協力した新しいアクションやボス戦が楽しめる『Tag Team Quest 32X』。スーパー32Xの描画機能まで活用しているところも、レトロゲームファンにとっては興味深いポイントではないでしょうか。ただし、あくまでもファンが制作した非公式作品であり、配布データには既存の『ソニック』作品に由来する画像や効果音なども含まれています。詳しい内容や配布情報は、下記の作品ページで確認できます。


















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