初代『Halo』がドリームキャストで動いた! 24分間のゲームプレイ映像で戦闘シーンも披露

初代『Halo』がドリームキャストで動いた! 24分間のゲームプレイ映像で戦闘シーンも披露

初代Xboxを代表するFPS『Halo: Combat Evolved』を、セガのドリームキャストに移植する非公式プロジェクト『Halo: Dreamcast Evolved』。その開発を進めているJiltedValkyrie氏が、2026年10月17日に約24分間のゲームプレイ映像をXで公開しました。

今回の映像では、ゲーム序盤のミッション「Pillar of Autumn」を中心に、キャラクターの移動やイベントシーン、敵との銃撃戦などが披露されています。初代Xboxよりも前に発売されたドリームキャストで、どこまで『Halo』のゲームプレイが再現されているのか、興味深い内容となっています。

24分間の映像で『Halo』の戦闘シーンまで披露

『Halo: Combat Evolved』は、2001年に初代Xbox向けに発売されたFPSです。主人公のマスターチーフを操作し、さまざまな武器を駆使しながらエイリアンの軍事同盟「コヴナント」と戦っていく作品で、Xboxを代表するタイトルのひとつとして知られています。

今回公開された映像では、ゲーム冒頭の宇宙船「Pillar of Autumn」を舞台にしたミッションが紹介されています。序盤は船内の移動やイベントシーンが中心ですが、その後は武器を手にした戦闘も展開。複数の武器を使用しながら、さまざまな敵キャラクターと銃撃戦を繰り広げる様子を見ることができます。

さらに、後半には続く「Halo」のステージを探索する場面も収録されています。また、開発者は表面の質感を細かく表現するディテールマッピングについても、リアルタイムで動作する様子を紹介しています。

グラフィックについては、初代Xbox版と比較して簡略化されている部分も見られます。しかし、今回の映像で注目したいのは、単に『Halo』のキャラクターや背景を表示するだけではなく、実際にミッションを進めながら戦闘まで行っている点です。

まだ開発途中ではあるものの、24分間にわたってゲームのさまざまな場面が披露されたことで、移植プロジェクトの進捗を具体的に確認できる内容となっています。

Xboxより性能が低いドリームキャストへの挑戦

そもそも、ドリームキャストは1998年に発売されたゲーム機で、初代Xboxよりも前の世代にあたります。そのため、初代Xbox向けに開発された『Halo: Combat Evolved』を動作させるには、ハードウェアの性能差を考慮した調整が必要になります。

たとえば、搭載されているメインメモリーはドリームキャストが16MBなのに対し、初代Xboxは64MBと4倍の差があります。こうした制約の中で、どのようにゲームを動作させるかが、移植における課題のひとつとなっています。

海外メディアのWindows Centralによると、現在の開発版では一部の場面で約60fpsに達するものの、通常は10~20fps程度で動作しているとのことです。ただし、これらは同メディアが伝えた参考値であり、独立したベンチマークによって検証されたものではありません。

また、CPUの処理能力がボトルネックとなっており、画面外のオブジェクトを描画対象から外す処理や、モデルの描画負荷を抑える仕組みなどにも、改善の余地があるとされています。

現状では、倒した敵や海兵隊員を画面から消すことで処理負荷を軽減するといった工夫も取り入れられているようです。オリジナル版の再現だけでなく、ドリームキャストの性能に合わせた最適化も進められていることがうかがえます。

なお、『Halo: Dreamcast Evolved』は現在も開発途中のプロジェクトです。今回の映像でゲームの動作が披露されたものの、最初から最後まで通して遊べる状態にあるのかは不明です。また、一般ユーザーがダウンロードできるビルドや、完成版の公開予定についても確認されていません。

それでも、かつて初代Xboxを代表するタイトルだった『Halo』が、ドリームキャスト向けに移植され、戦闘シーンまで動作する様子が披露されたことは興味深いところです。今後の最適化によって、どこまでオリジナル版に近いゲームプレイを実現できるのか、引き続き開発の進展を見守りたいですね。

via.The Dreamcast Junkyard、Windows Central

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