theheroGAC氏が、PS3向けAmigaエミュレーター「UAE4ALL2 HD — PlayStation 3 Edition」を公開しました。GitHubでは2026年10月17日付で初版1.00、18日付で更新版1.01が公開されています。1.01では外付けUSBドライブへの対応が加わり、IPFディスク対応や内蔵FTPサーバーの問題も修正されました。
本ソフトは、Homebrew(自作ソフト)を導入できるPS3向けの非公式エミュレーターです。フロッピーで供給されたAmiga作品からCD32作品まで、対応するゲームデータをひとつのライブラリーで扱える点が特徴となっています。
●1.01配布ページ
https://github.com/theheroGAC/UAE4ALL2-HD-PS3/releases/tag/1.01
●リリース一覧
https://github.com/theheroGAC/UAE4ALL2-HD-PS3/releases
●プロジェクトREADME・ソースコード
https://github.com/theheroGAC/UAE4ALL2-HD-PS3
フロッピー作品からCD32まで、ライブラリーから選択
開発者のREADMEでは、Amiga 500/500+/600/1200に加え、CDTVとCD32への対応を掲げています。ゲームライブラリーにはカバー画像などを表示でき、異なる形式の対応データをひとつの画面から探して起動できます。
Amigaのゲームをハードディスクから起動する仕組み「WHDLoad」にも対応。複数枚のフロッピーを使う作品向けのディスク管理や、ゲームごとに5スロットを利用できるセーブステートも備えています。セーブステートにはスクリーンショットのプレビューが付くため、保存した場面を画像で確認できます。これらは1.01で新たに追加された機能ではなく、本ソフトが備える基本機能です。
1.01では外付けUSBに対応、データの扱いやすさを改善
今回の1.01で追加されたのが、外付けUSBドライブへの対応です。エミュレーターのメニューからUSB内のゲームフォルダーを参照できるようになり、USBメモリーなどに保存した対応データを扱えます。ゲームデータの置き場所として、PS3の内蔵ストレージ以外も選べるようになりました。
あわせて、IPF形式のディスクイメージへの対応とFTPサーバーの問題を修正しています。また、ターボ動作中であることを示す画面表示が追加され、その他の不具合修正も行われました。ライブラリーなどの基本機能に加え、外部ストレージやデータ転送に関わる部分を整えた更新です。
利用にはHomebrew対応環境とROM・ゲームデータが必要
GitHubでは、PS3向けインストールパッケージとソースコードが公開されています。利用にはHomebrewパッケージを導入できるPS3が必要で、通常状態の本体へPlayStation Storeからインストールするアプリではありません。また、Amigaの起動に必要なKickstart ROMとゲームデータは、利用者が別途用意する必要があります。
なお、名称に「HD」とありますが、READMEで説明されている1080p対応は主にメニューの描画解像度を指します。ゲームの元画像や素材そのものをHD化する機能という意味ではありません。対応機種や機能は開発者の説明に基づくもので、当サイトでは個別ゲームの互換性や動作速度、音声品質を実機検証していません。
















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