PS Vita向けに『Sonic R』を動作させるreimplementation「Sonic R Vita」の最新版となるv1.2が、2026年9月27日に公開されました。
今回のアップデートでは、ローカルマルチプレイ時のワイドスクリーン表示やコントローラー関連の改善が行われたほか、描画ライブラリ「vitaGL」の更新、不具合修正などが盛り込まれています。v1.0が9月20日、v1.1が9月24日に公開されており、登場から約1週間で立て続けにアップデートが実施されています。
●Sonic R Vita – GitHub
https://github.com/fr3dsp/sonic-r-vita
●Sonic R Vita – Brewology
https://store.brewology.com/vita/homebrew.php?category=Games&orderby=Release+Date
『Sonic R』をPS Vita向けに再実装
「Sonic R Vita」は、セガのレースゲーム『Sonic R』をPS Vita上で動作させるためのreimplementationです。PS Vita版を担当しているのはFreddySP氏で、GitHubではPS Vita向けプロジェクトのソースコードも公開されています。
ベースとなっている『Sonic R』のreimplementationは、1998年に発売されたWindows向けPC版をもとに、オリジナルの実行ファイルを解析してゲームエンジンを現代的なCコードとして再構築したものです。PS Vita以外にもWindows、macOS、Linux、ドリームキャストなどへの対応が進められています。
なお、本プロジェクトには『Sonic R』本編のゲームデータは含まれていません。実際にPS Vitaで利用するには、ユーザー自身が所有している1998年PC版『Sonic R』のデータを用意する必要があります。
v1.2ではローカルマルチプレイを改善
9月27日に公開されたv1.2では、ローカルマルチプレイ関連の改善が中心となっています。更新履歴では、ワイドスクリーン表示やコントローラー関連などが改善されたことが案内されています。
そのほか、プレイヤーが近づいた際に一部のタイルが浮き上がってしまう問題も修正。グラフィックス描画に使用されているvitaGLについても、最新の更新内容が取り込まれています。
v1.1でもワイドスクリーン表示時のアイリスフェード改善やvitaGLの更新が行われていました。短期間ながら、表示や操作、描画まわりを中心に調整が続けられているようです。
PC版『Sonic R』のゲームデータが必要
「Sonic R Vita」を利用するには、VPKをインストールするだけではなく、1998年PC版『Sonic R』のゲームデータが必要です。GitHubの説明では、ゲームデータをPS Vitaの「ux0/sonicr」に配置するよう案内されています。
また、動作には「libshacccg.suprx」も必要です。ゲーム本編のアセットは配布物には含まれていないため、導入する場合は正規に所有している『Sonic R』のデータを使用する必要があります。
『Sonic R』はもともと1997年にセガサターン向けとして登場し、その後1998年にPCへ移植された作品です。ソニックシリーズでは珍しい3Dレースゲームということもあり、現在もファンによるさまざまな移植・再実装プロジェクトが続けられています。














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