ニンテンドー3DS向けのバーチャルボーイエミュレーター「Red Viper」の最新版となる「v1.3.3」が公開されました。今回のアップデートでは、かつてバーチャルボーイ向けに開発されながら発売されなかった『Dragon Hopper』が、Newニンテンドー3DSだけではなくOld 3DSでも「playable」な状態になっています。
さらに3DSの3D表示を有効にした状態にも対応しており、バーチャルボーイならではの立体表現を3DSの裸眼立体視で楽しめるようになったところが大きなポイントです。
●Red Viper v1.3.3 GitHub Release
https://github.com/skyfloogle/red-viper/releases/tag/v1.3.3
『Dragon Hopper』が新旧3DS+3D表示でプレイ可能に
Red Viperは、ニンテンドー3DS上でバーチャルボーイのゲームを動かすことができるエミュレーターです。3DSの立体視にも対応しているため、バーチャルボーイの特徴でもあった奥行きのある映像を、3DS本体のディスプレイを利用して再現できるところが大きな特徴となっています。
今回公開されたv1.3.3では、『Dragon Hopper』がNew 3DSとOld 3DSの両方でplayableになりました。開発者によるリリースノートでは、3D表示を有効にした状態も含めて対応したことが明記されています。
『Dragon Hopper』はIntelligent Systemsが開発したバーチャルボーイ向けのアクションゲームです。1990年代に開発されながら当時は発売されなかった作品ですが、2026年8月4日に「バーチャルボーイ Nintendo Classics」向けタイトルとして約30年越しに正式配信されました。そのため、現在では厳密には「未発売タイトル」ではなく、「当時未発売だったタイトル」という位置付けになります。
複数のBGマップを使用した描画処理を最適化
『Dragon Hopper』への対応にあたっては、複数のバックグラウンドマップにまたがる「Affine World」の描画処理が最適化されています。これが今回、Old 3DSを含めてゲームをplayableな状態にするための大きな改善点となったようです。
また、『Virtual League Baseball 2』についても、描画時のソート処理を置き換える仕組みの精度が改善されています。v1.3.3は『Dragon Hopper』だけに特化したアップデートではなく、Virtual Boyの描画再現に関する改善も盛り込まれたリリースとなっています。
ただし、開発者は今回のバージョンについて、普段ほど十分なテストが行えていないことも明らかにしています。不具合が残っている可能性もあるため、「完全動作」や「完全対応」といった表現は避けたほうがよさそうです。問題を発見した場合は報告してほしいと呼びかけています。
バーチャルボーイの立体視と3DSの裸眼立体視を組み合わせられること自体がRed Viperの面白さですが、今回はそこに、30年越しで日の目を見た『Dragon Hopper』が加わった形です。とくに性能が限られるOld 3DSでも3D表示を含めplayableになった点は、Red Viperユーザーにとって注目のアップデートといえそうです。















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