69ドルの超小型FPGAゲームボーイ互換機「FPGB MINI」が販売開始。初回20台は記事公開から約10分で完売

69ドルの超小型FPGAゲームボーイ互換機「FPGB MINI」が販売開始。初回20台は記事公開から約10分で完売

FunnyPlayingは2026年9月18日、ゲームボーイ/ゲームボーイカラー向けの小型FPGA携帯ゲーム機「FPGB MINI – FPGA Game Handheld Console」の販売を開始しました。価格は公式販売ページで69ドルとなっており、現在は「Sold out」と表示されています。

海外メディアのRetro Dodoによると、今回用意された初回ロットはわずか20台。同メディアが販売開始を伝える記事を公開してから約10分後には、この20台すべてが完売したと追記されています。

●FunnyPlaying「FPGB MINI – FPGA Game Handheld Console」公式商品ページ
https://funnyplaying.com/products/fpgb-mini-fpga-game-handheld-console

ゲームボーイ/ゲームボーイカラーの実カートリッジが使える小型FPGA機

FPGB MINIは、ゲームボーイとゲームボーイカラーのオリジナル32ピンカートリッジスロットを搭載した携帯ゲーム機です。FunnyPlayingは本機について、FPGAを利用してゲームボーイ/ゲームボーイカラーのハードウェアを再現する方式の製品と説明しています。

本体サイズは113×64×22mmで、バッテリーを含めた重量は約135g。一般的な携帯ゲーム機と比べてもかなりコンパクトなサイズにまとめられており、背面上部にゲームボーイ/ゲームボーイカラー用の実カートリッジを挿してゲームを起動できます。

画面には2.98インチのIPSディスプレイを採用しており、解像度は800×720ドット。オリジナルのゲームボーイカラーに近い縦長の本体デザインながら、高解像度の液晶を組み合わせているのも特徴です。

約135gの本体にUSB Type-CやmicroSD、RTCも搭載

バッテリー容量は1800mAhで、公称駆動時間は約4~6時間。充電にはUSB Type-Cを使用し、microSDカードは最大32GBまでのFAT32フォーマットに対応しています。

また、ゲーム内の時間経過などに利用できるRTC(リアルタイムクロック)も搭載しています。USB Type-C端子を利用したリンク機能も用意されていますが、利用には追加の専用コネクターやケーブルが必要です。

なお、RTC用ボタン電池については、FunnyPlayingの商品ページと公式ユーザーマニュアルで記載されている型番が異なっています。そのため、現時点ではRTC機能を搭載していることのみを確認事項として扱うのがよさそうです。

初回生産は20台。追加で30~50台を販売する見込み

今回の初回ロットが20台に限られていた理由について、Retro DodoはFunnyPlayingから得た回答を掲載しています。それによると、現時点ではまだ改善すべき問題が残されていることに加え、中国の休暇時期が近づいていることも生産数に影響しているようです。

さらにFunnyPlayingは、休暇後に30~50台ほどを販売できる見込みであるとRetro Dodoに回答しています。ただし、これはRetro Dodoがメーカーから得たコメントであり、FunnyPlayingの公式販売ページ上で追加販売の日程や台数が正式に告知されているわけではありません。

公式販売ページには現在も「Sold out」と表示されています。そのため、次回販売を狙っている場合は、FunnyPlaying側から今後公開される情報を確認しておく必要がありそうです。

カートリッジによっては物理的な制約も

一方で、現時点ではすべてのゲームボーイ/ゲームボーイカラー用カートリッジが問題なく利用できると断定できる段階ではありません。Retro Dodoが入手した試作・レビュー機では、振動機能を備えた一部のカートリッジについて、本体形状との物理的な干渉により奥まで差し込めない問題が報告されています。

FunnyPlaying自身も、まだ製品に改善すべき問題があるとしているため、今後の生産分で仕様などが変更される可能性もあります。実際のゲーム互換性については、今後製品が広く出回った後の検証結果も確認したいところです。

また、本製品は任天堂が発売する製品ではありません。FunnyPlayingの公式販売ページにも、ゲームボーイおよびゲームボーイカラーは任天堂の商標であり、FPGB MINIは任天堂とは無関係で、承認や許諾を受けた製品ではない旨が記載されています。

9月14日の公式ユーザーマニュアル公開によって基本的な仕様はすでに判明していましたが、今回ついに実際の販売段階へと移行したFPGB MINI。初回分はごく少数で終了しましたが、追加販売も予定されていることから、今後の生産状況や実機でのカートリッジ互換性にも注目したい製品です。

via.Retro Dodo

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