Analogue Pocketで『Jazz Jackrabbit』を遊べる「OpenJazz Pocket」v0.1.48が初公開。ゲーム内セーブにも対応

Analogue Pocketで『Jazz Jackrabbit』を遊べる「OpenJazz Pocket」v0.1.48が初公開。ゲーム内セーブにも対応

開発者のNegenii氏は2026年9月12日、Analogue Pocket向けの「OpenJazz Pocket」v0.1.48を公開しました。1994年にEpic MegaGamesから発売されたMS-DOS向けアクションゲーム『Jazz Jackrabbit』を、Analogue Pocket上で遊べるようにする非公式移植です。今回公開されたv0.1.48が、OpenJazz Pocketとしては最初のリリースとなります。

●OpenJazz Pocket v0.1.48
https://github.com/Negenii/openJazz_pocket/releases/tag/v0.1.48

●OpenJazz Pocket
https://github.com/Negenii/openJazz_pocket

OpenJazz Pocketは、DOS PCそのものをFPGAで再現するものではありません。『Jazz Jackrabbit』を再実装したオープンソースプロジェクト「OpenJazz」をベースに、openfpgaOS SDKを利用してAnalogue Pocket向けに移植したもので、ゲームはopenfpgaOSのランタイム上で動作します。開発者自身もRedditで、Analogue Pocket向けの『Jazz Jackrabbit』環境が見当たらなかったことをきっかけに今回の移植を行ったと説明しています。

ゲームデータから「jazz.iso」を作成して導入

利用するには、ファームウェア2.2以降のAnalogue PocketとopenFPGA、SDカードに加えて、『Jazz Jackrabbit 1』のゲームデータが必要です。OpenJazz Pocketの配布ファイルそのものには、ゲームデータは含まれていません。所有しているオリジナル版やGOG、Steamで販売されているもののほか、Epic MegaGamesが無料配布していたシェアウェア版のデータも利用できます。

導入時は「openjazz-v0.1.48.zip」の内容をAnalogue PocketのSDカードに展開したあと、付属する「tools/mkjazz.sh」を使ってゲームデータから「jazz.iso」を作成します。作成したファイルをSDカード内の「Assets/openjazz/common/」にある「openjazz.elf」と同じ場所へコピーし、openFPGAメニューからOpenJazzを起動するという流れです。つまり、配布ZIPをSDカードへコピーするだけですぐに遊べるタイプのものではなく、別途ゲームデータを用意して変換する作業が必要になります。

約30~35fpsで動作。ゲーム内セーブにも対応

開発者によると、通常のステージと3Dステージのどちらも、おおむね30~35fpsで動作するとのこと。表示解像度は320×288固定となっており、Analogue Pocketの1600×1440ピクセルのディスプレイに5倍の整数スケーリングで表示されます。原作は320×200の4:3画面を前提としているため、メニュー画面やカットシーンなどはオリジナルとは若干異なる見え方になります。

セーブについては、『Jazz Jackrabbit』にもともと搭載されているゲーム内のセーブスロットが利用できます。その一方で、Analogue Pocket側のスリープ機能とセーブステートには現時点で対応していません。このふたつはゲーム内セーブとは別の機能なので、利用時には注意が必要です。

OpenJazz自体は以前からWindowsやmacOS、Linuxをはじめ、さまざまな環境向けに展開されてきたオープンソースの再実装です。そのため今回新しく登場したのは『Jazz Jackrabbit』やOpenJazzそのものではなく、Analogue Pocket向けに動作するOpenJazz Pocketの初回配布という位置付けです。ゲームボーイ系を中心としたレトロゲーム機の再現だけではなく、こうした往年のDOS作品をPocket上で楽しむための選択肢がひとつ増えた形となります。

via.Reddit

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