Windows版『Age of Empires IV』をApple Silicon Macで動かす「GameToMac」が公開!Steam版を利用、今後は対応ゲーム拡大へ

Windows版『Age of Empires IV』をApple Silicon Macで動かす「GameToMac」が公開!Steam版を利用、今後は対応ゲーム拡大へ

Marc Ibrahim氏は2026年9月8日、WindowsゲームをApple Silicon搭載Macで動かすための「GameToMac」を公開しました。第一弾として対応しているのは、Steam版『Age of Empires IV: Anniversary Edition』です。公式サイトからMac向けアプリをダウンロードできるようになっています。

●GameToMac公式サイト
https://www.gametomac.com/

『Age of Empires IV』のSteam版は、公式の動作環境としてWindows 10/11が指定されており、macOSはサポート対象には含まれていません。GameToMacはMac向けに正式移植されたものではなく、Windows版をApple Silicon Mac上で動かすための独立したプロジェクトです。

GameToMac公式サイトでも、Apple、Valve、Microsoft、CodeWeaversとは提携していないことが明記されています。

Steamで所有している『Age of Empires IV』をMacでプレイ可能

GameToMacの導入方法は比較的シンプルです。まずGameToMacをインストールし、アプリからSteamに普段使用しているアカウントでサインインします。

その後、所有している『Age of Empires IV』をSteamからインストールし、GameToMacのライブラリから起動するという流れです。

そのため、GameToMac自体に『Age of Empires IV』やSteamのライセンスが付属しているわけではありません。利用するにはSteam版を所有している必要があります。

動作環境は、M1以降のApple Siliconを搭載したMac、macOS 26以降、Rosettaとなっています。Intel Macには対応していません。

また、GameToMac公式サイトでは、実際のパフォーマンスは使用するMacやゲーム設定、対戦規模などによって変化すると案内されています。

公開前には70~150fpsでの動作を報告

GameToMacの公開に先立ち、Ibrahim氏は9月5日に『Age of Empires IV』をApple Silicon上で動作させる実験結果を公開していました。

同氏によると、それ以前にCrossOverを利用した環境では約8fpsまでパフォーマンスが低下し、フリーズも発生していたものの、独自の変更を加えたことで70~150fpsで動作するようになったとしています。

最高設定や大規模な戦闘、オンラインプレイでも安定して動作したと報告していますが、この数値はIbrahim氏自身のテスト環境によるものです。すべてのMacで同様のフレームレートが出ることを保証するものではありません。

技術面についてIbrahim氏は、単純にゲームをMac向けへ移植したわけではないと説明しています。ボトルネックを調査した結果、Wineの例外処理に変更を加え、Rosettaが同じコードを繰り返し変換するのを抑えるためのコードキャッシュを追加したとしています。

なお、今回公開されたGameToMacはアルファ版です。不具合が発生する可能性があることも開発者自身が明言しています。

現在、GameToMacが正式に対応しているゲームは『Age of Empires IV』のみです。一般的なWindowsゲームを何でも起動できるソフトではなく、動作確認したタイトルを今後のアップデートで順次追加していく予定となっています。

Ibrahim氏もGameToMacの公開告知で、今後さらに多くのゲームを追加していく方針を示しており、次に対応してほしいゲームについてユーザーから意見を募集しています。

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