『マリオカート64』の非公式ネイティブ3DS移植版が公開!2画面UIやタッチ操作にも対応

『マリオカート64』の非公式ネイティブ3DS移植版が公開!2画面UIやタッチ操作にも対応

NINTENDO64用タイトル『マリオカート64』を、ニンテンドー3DS向けにネイティブ移植した非公式ファンプロジェクト『Mario Kart 64 for Nintendo 3DS』が公開されました。

●『Mario Kart 64 for Nintendo 3DS』のGitHub
https://github.com/EstebanPdN/mario-kart-64-3ds

皆さん、こんにちは! 私は A Link to the Past の 3DS 移植版の作成者で、近日公開予定の Minish Cap 3DS 移植版の作成者でもあり、今回 Nintendo 3DS 向けに Mario Kart 64 のネイティブ移植版をリリースしました。

ここから入手できます:
https://github.com/EstebanPdN/mario-kart-64-3ds

アップデート情報はこちらの Discord で:
https://discord.gg/TkRJQxgBa

本作を公開したのは、『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』の3DS移植版を手掛け、現在は『ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし』の3DS移植にも取り組んでいるEsteban PdN氏。同氏は2026年8月12日、Xへの投稿を通じて本作をリリースしたことを発表しました。

本作は、Harbour Mastersが開発している『マリオカート64』の非公式移植プロジェクト『SpaghettiKart』をベースにしたもの。NINTENDO64エミュレーター上でゲームを動かすのではなく、逆コンパイルされたソースコードを利用し、ニンテンドー3DS上でネイティブに動作するように移植されています。

『SpaghettiKart』については、以前こちらの記事でも紹介しています。

●マリオカート64をPC、Linux、Switch向けに移植した『SpaghettiKart』がリリース。プレイには米国版のオリジナルROMが必要
https://retro-gamer.jp/?p=39168

今回の3DS版は、単純に動作環境を移しただけではなく、ニンテンドー3DSの特徴を活かした独自機能が追加されています。

上画面にはゲーム画面を表示し、下画面にはレース中の順位やミニマップ、アイテムなどの情報を表示。メニューはタッチ操作にも対応しており、『マリオカート64』を3DS用タイトルのような2画面構成で楽しむことができます。

画面表示は、ネイティブの400×240ピクセルに加えて、対応するモデルでは横800ピクセルでのレンダリングも選択可能。アスペクト比についても、ワイドな5:3とオリジナルに近い4:3のふたつが用意されています。

ゲームの操作にはサークルパッドやABボタン、LRボタンなどを使用。Newニンテンドー3DSでは、ZL/ZRボタンやCスティックも割り当てられています。

配布されているのは、ニンテンドー3DSのHOMEメニューから起動できるCIA版と、Homebrew Launcher向けの3DSX版です。初回起動時に米国版『マリオカート64』のROMを検証し、必要なゲームデータを3DS本体上で抽出する仕組みも搭載されています。

ただし、本体上での抽出にはかなりの時間が掛かる場合があるとのこと。そのため開発者は、PC版『SpaghettiKart』を使用して作成した「mk64.o2r」をSDカードにコピーする方法を推奨しています。

記事執筆時点における最新版はv1.1。現状はNewニンテンドー3DSシリーズでの利用が中心となっており、旧型ニンテンドー3DSについては、さらなるパフォーマンスの改善が必要と説明されています。

また、マルチプレイは今後対応予定の機能となっているほか、ニンテンドー3DSの裸眼立体視には現時点で対応していません。

なお、本プロジェクトには『マリオカート64』のROMや抽出済みのゲームデータは含まれていません。利用するには、各自で用意した米国版『マリオカート64』のROMと、Homebrewを実行できる環境が必要です。

本作は任天堂やHarbour Mastersとは関係のない非公式ファンプロジェクトであるため、導入する場合は自己責任で行いましょう。

via. X

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