Limited Run Gamesより発売された、3DO版『Dの食卓』コレクターズ・エディションですが、購入者にCD-Rでソフトを発送していたことが発覚し大きな話題となりました。当初はすぐにこの問題に対応すると述べていた同社ですが、それから2ヵ月経った現在も特に何のアクションも取っていないようです。
YouTuberのVideo Game Esoterica氏は、この状況を自身の動画の中で紹介。購入した商品についても、Limited Run Gamesよからその後連絡がないことを明かしています。
こうした問題についてLimited Run Gamesでは、「30 年以上前のハードウェア向けのゲームの製造には、さまざまな課題があります」と説明。
「当社は、北米最大のディスク複製プロバイダーの 1社と提携して物理ディスクをプレスしていますが、オリジナルの3DOハードウェアとソフトウェアを徹底的に調査したにもかかわらず、従来の方法で 3DO ディスクをプレスしようとすると、品質と信頼性に問題があることがわかりました。オリジナルのハードウェアとの完全な互換性を提供するために、当社のディスク複製パートナーは、市販されているすべての 3DO システムで機能すると思われる CD-R 形式を使用してディスクを正常に製造できました。このプロセスは専門的に行われ、コスト削減のためではなく、最大限の互換性を確保するために使用されました」と述べています。
しかし、Video Game Esoterica氏は動画の中で、3DOのハードはレーザーが弱いこともあり、CD-Rのソフトを正確に読み取ることはできないと反論。もちろん、しっかりとプレスされたディスクの場合は問題なくオリジナルのハードで読み取ることができると述べています。
いずれにせ、これ以上問題を引っぱるのは会社の姿勢としても悪い印象を受けるため、Limited Run Games側はどのように対応していくのか早く発表したほうがいいですね。
via.Time Extension