MicrosoftのXbox部門CTOを務めるScott Van Vliet氏が、2026年10月21日(日本時間)、Xbox 360時代の懐かしいダッシュボードを再現した実験映像をXで公開しました。これは同社の新たな研究・試作チーム『Xbox Labs』による取り組みで、Xbox 360初期に採用されていた『Blades』をはじめ、歴代のメニュー画面がWebブラウザー上に登場しています。
さらに、Xbox部門CEOのAsha Sharma氏もこの試作についてXで紹介し、ユーザーに感想を求めています。
XBOX LABSでレトロな雰囲気を醸し出しています。@asha_sharと私に、あなたの好きな時代を教えてください!
ウェブ上のブレード。この実験、気に入りましたか?
●Microsoft公式発表『Introducing XBOX LABS』(2026年10月13日)
https://news.xbox.com/en-us/2026/10/13/introducing-xbox-labs/
Xbox 360初期の『Blades』がWeb上に登場
今回公開された映像でとくに目を引くのが、Xbox 360の発売初期に採用されていた『Blades』の再現です。
『Blades』は、2005年に発売されたXbox 360で採用されていたダッシュボードです。ブレードと呼ばれる縦長のメニューを横方向に切り替えながら、ゲームや各種設定などにアクセスするという特徴的なインターフェースでした。
その後、Xbox 360のダッシュボードは何度か大きな変更が加えられ、2008年には『New Xbox Experience(NXE)』、2011年には『Metro』スタイルのインターフェースが登場しました。
Scott Van Vliet氏が公開した映像では、こうした歴代のダッシュボードを思わせる画面が次々と登場。懐かしいデザインが、現代のWebブラウザー上で動作している様子を確認できます。
同氏はXへの投稿で、『Xbox Labs』でレトロな雰囲気のものを制作していることを明かすとともに、ユーザーに対してどの時代が好きだったかを尋ねています。
さらに、この投稿を紹介したAsha Sharma氏も「Web上のBlades。この実験はどう思いますか?」と問いかけています。
新たに発足した『Xbox Labs』とは?
今回の実験を手がけた『Xbox Labs』は、Microsoftが2026年10月13日に発表した新たな研究・試作チームです。
ゲーム開発者やエンジニア、研究者などで構成される小規模なチームで、新しい技術やアイデアを、プレイヤーや開発者が実際に体験できる形にすることを目的としています。
Microsoftの公式発表では、近年、既存のゲームを本来想定されていなかったハードウェアで動作させたり、WebAssemblyやWebGPUなどの技術を利用してブラウザー上で動かしたりする試みが登場していることにも言及しています。
同社は、こうした新技術によって過去のゲームに新たな命を吹き込んだり、より多くの人がゲームを楽しめるようにしたりする可能性を模索していく方針です。
今回の歴代Xbox 360ダッシュボードの再現も、そうした『Xbox Labs』による実験のひとつといえそうです。ただし、実際にどのような技術を使用して再現しているのか、詳細は明らかにされていません。
現行Xboxへの正式搭載や一般公開は未定
今回の映像を見ると、Xbox 360時代の懐かしいダッシュボードを現在のXboxでも使えるようになるのではないかと期待したくなります。
しかし、現時点で公開されているのは、あくまでも『Xbox Labs』による実験映像です。『Blades』などの歴代ダッシュボードを一般ユーザー向けに公開する予定があるのか、Xbox Series X|Sや次世代Xboxに搭載される可能性があるのかについては、正式な発表はありません。
また、Webブラウザー上にXbox 360のメニュー画面が再現されているからといって、Xbox 360用のゲームをブラウザー上で自由に遊べるようになったというわけでもありません。
とはいえ、Microsoftの公式チームが、過去のダッシュボードを再び取り上げたことは興味深いところです。Xbox 360の発売から約21年が経過した現在、懐かしいインターフェースがどのような形で活用されていくのか、今後の展開が気になるところです。
















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