シンガポールに住むエンジニアのjg氏が、自分のエアコンを制御するためのゲームボーイ用カートリッジのプログラムを開発しました。ゲームボーイカラーをプレゼントされたjg氏。本来の意図とは別に、それを使って様々なものを試したいと考え、リバースエンジニアリングで赤外線プロトコルでエアコンの制御ができるカートリッジを開発したそうです。
![シンガポールのエンジニアがゲームボーイでエアコンを制御できるカセットを開発](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2020/04/gbc-demo.gif?resize=480%2C848&ssl=1)
実際にゲームボーイ用にコードをビルドして実行させるためには、追加でハードを入手する必要がありました。そこでjg氏が入手したのは『ポケモン赤』のカートリッジです。
![シンガポールのエンジニアがゲームボーイでエアコンを制御できるカセットを開発](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2020/04/gbxcart.jpg?resize=728%2C971&ssl=1)
以前までなら、こうしたプログラムを動かすためにはゲームカートリッジをエミュレートするための『EverDrive』などのハードウェアを使用していました。しかし、最新のブートレッグゲームカートリッジを再プログラミングしたほうが4ドルほどと手頃な値段で実現できることから、そちらを選択したそうです。
![シンガポールのエンジニアがゲームボーイでエアコンを制御できるカセットを開発](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2020/04/gbc-rxtx.jpg?resize=728%2C465&ssl=1)
通常は公式のゲームカートリッジは1度しかプログラムすることができません。しかし、多くの偽造品のゲームカートリッジにはそうした制限はなく、自由に書き換えができるというメリットがあります。
さらなる詳しい情報については、jg氏のブログで確認してみてください!
via.nintendolife