Android向けゲームランチャー/フロントエンド「RetroHrai!」の最新バージョン「v0.6.0」が公開されました。
今回のアップデートでは、コミュニティ製テーマを導入できるTheme packsや、画面内の要素を自由に配置できるエディター、Overlay Library、ゲーム中に呼び出せるQuick Menuなど、多数の新機能が追加されています。
なかでも注目したいのが、PCやスマートフォンのWebブラウザーから、RetroHrai!のゲームライブラリーを管理できる機能です。
●RetroHrai! Releases
https://github.com/retrohrai/Releases/releases
●RetroHrai! 公式サイト
https://retrohrai.app/
PCやスマホのブラウザーからゲームライブラリーを管理
v0.6.0では、「Settings」の「Network Transfer」からネットワーク経由でライブラリーへアクセスできるようになりました。
RetroHrai!を搭載した端末と同じネットワークに接続したPCやスマートフォンのWebブラウザーから、ゲームファイルの閲覧やアップロード、ゲーム情報の編集、カバー画像の差し替え、ファイルの削除などを行えます。
Android系のレトロ携帯ゲーム機では、本体の小さな画面を使ってファイル整理や各種設定を行うのが面倒になることがあります。こうした作業をPC側から行えるようになるため、大量のゲームライブラリーを管理しているユーザーにとっては便利な機能になりそうです。
テーマの導入から画面レイアウトの変更までカスタマイズ性が向上
見た目のカスタマイズ機能も大幅に強化されています。
新たに追加されたTheme packsでは、コミュニティが制作したテーマをRetroHrai!内から閲覧し、インストールやアップデートが可能です。テーマには外観や表示設定だけではなく、カスタムレイアウト、壁紙、フォントなども含めることができます。
さらに、プラットフォーム画面ではロゴやアイコン、プラットフォーム名、カバー表示などの要素を自由に配置できるエディターも利用できます。
用意されたデザインを選ぶだけではなく、自分好みのゲームランチャー画面を作り込めるところもRetroHrai! 0.6系の大きな特徴です。
Overlay Libraryやゲーム中Quick Menuも搭載
オーバーレイ関連では、新たにOverlay Libraryとエディターが用意されています。
作成したオーバーレイには名前を付けて保存できるほか、複製や再編集、再利用にも対応しています。また、プラットフォーム単位だけではなく、ゲームごとに個別のオーバーレイを設定することも可能です。
ゲームプレイ中に呼び出せる「Quick Menu」も追加されました。
ゲームを終了することなくRetroAchievementsの実績を確認したり、保存済みのBluetoothヘッドセットやコントローラーを管理したりできます。
このほか、デュアルスクリーンモードを利用していないときでも呼び出せる仮想セカンドスクリーン、UI効果音の個別音量調整、プラットフォームやゲームごとのBGM切り替え時のフェード処理なども追加されています。
7月から続いていた0.6系Alphaが通常リリースに
RetroHrai! 0.6系そのものは、2026年7月28日に「v0.6.0-alpha01」として開発がスタートしていました。
当時のリリースノートでは、新機能の多くが開発初期段階にあり、不具合や未完成の挙動が予想されることから、安定性を重視するユーザーにはAlpha版をインストールしないよう案内されていました。
その後、パフォーマンス改善や自由配置エディター、Quick Menu、テーマ機能などを段階的に追加し、今回のv0.6.0では「Pre-release」ではない通常リリースとして公開されています。
RetroHrai!はAndroid上で複数のエミュレーターやゲームをひとつのライブラリーにまとめて利用できるフロントエンドです。公式情報ではAndroid 8.0以上に対応し、Retroid Pocket 5やAYN Thorなどで主にテストされていますが、対応する携帯ゲーム機については利用環境ごとに確認したほうがよさそうです。
これまでAlpha版を避けていた人にとっても、0.6系の新機能を試すひとつのタイミングとなりそうです。















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