PlayStation 4用コントローラー「DualShock 4」を、Wiiリモコン+Wii MotionPlus相当として利用できる非公式プロジェクト「RevolutionDS4」のv1.1.0が公開されました。今回のアップデートでは、ゲーム中にコントローラーを接続した際の問題や、複数コントローラー利用時の挙動などが改善されています。
●RevolutionDS4 GitHub
https://github.com/reyhe66243/RevolutionDS4
●RevolutionDS4 Releases
https://github.com/reyhe66243/RevolutionDS4/releases
DualShock 4をWiiリモコン+MotionPlusとして利用
RevolutionDS4は、DualShock 4をWii上でWiiリモコンとして利用するためのプロジェクトです。単純にボタン操作を置き換えるだけではなく、DualShock 4に搭載されている加速度センサーやジャイロセンサーを利用し、Wii MotionPlusを含むモーション操作を再現することを目指しています。
さらに、DualShock 4のタッチパッドをWiiリモコンのIRポインター代わりとして利用できるほか、ゲーム内の効果音をコントローラー内蔵スピーカーから再生したり、振動機能やライトバーによるプレイヤー表示を利用したりすることもできます。
コントローラーの持ち方は、通常の縦持ちに加えて、レースゲームなどを想定した横持ちにも対応しています。横持ち時にはモーションセンサーの軸やボタン配置も変更される仕組みです。また、L1+L3の操作でクラシックコントローラーモードへ切り替える機能も用意されています。
Raspberry Pi Pico WがDualShock 4とWiiを橋渡し
利用するには、Bluetoothを搭載した「Raspberry Pi Pico W」または「Pico WH」が必要です。
Pico W側のファームウェアがDualShock 4とBluetoothで通信し、その入力をUSB経由でWiiへ送ります。Wii側では専用のIOSモジュールが動作し、受け取った入力をWiiリモコンやMotionPlusとしてゲーム側に認識させる仕組みです。Wii本体のハードウェアを直接改造する必要はありません。
一方で、導入にはSDカードや空きUSBポートに加え、d2x cIOS Base 58へ専用モジュールを組み込む作業が必要です。市販の変換アダプターのように接続するだけで利用できるものではなく、WiiのHomebrew環境にある程度慣れたユーザー向けのプロジェクトといえます。
v1.1.0ではゲーム中の接続や複数台利用を改善
2026年10月5日未明に公開されたv1.1.0では、ゲーム側がRFページスキャンを無効化している場合でも、ゲーム中にDualShock 4を接続できるよう修正されています。
また、実物のWiiリモコンがすでに接続されている場合、それに応じてDualShock 4へプレイヤースロットを割り当て、ライトバーの色も自動的に変更する仕組みが追加されました。複数台接続時にLEDや振動の出力先が逆になる問題も修正されています。
さらに、従来存在していたアナログスティックによるIRポインターの上書き機能は削除され、タッチパッドによるポインター操作が優先されるようになりました。
DualShock 4は最大2台。対応基板にも注意
現時点ではDualShock 4を最大2台まで同時に利用できます。実物のWiiリモコンと組み合わせて使用することもでき、空いているプレイヤースロットがDualShock 4側へ割り当てられます。
RP2040とBluetoothを搭載した基板が必要ですが、開発者が動作を確認しているのはRaspberry Pi Pico WとPico WHのみです。ほかのBluetooth搭載RP2040基板については動作する可能性はあるものの、現時点では検証されていません。
v1.1.0の配布ZIPには、Pico W/WH向けの「REVOLUTIONDS4.uf2」と、d2x cIOS Base 58向けの「REVOLUTIONDS4.app」が収録されています。WiiでDualShock 4のモーションセンサーやタッチパッド、スピーカーまで活用するというユニークなプロジェクトだけに、今後のアップデートにも注目です。
via.GBAtemp















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