ObsoleteSonyは2026年10月6日、PS Vita向けの非公式音楽プレーヤー「PSVITAMAN」の最新版となる「Alpha 2」を公開しました。
10月5日に最初のPublic AlphaとなるAlpha 1が公開されたばかりですが、早くもアップデートが登場した形です。今回のAlpha 2では、MP3の読み込み速度やライブラリーの起動速度を改善したほか、日本語・Unicodeメタデータへの対応、FLACの互換性、大規模な音楽ライブラリーを使用した際の安定性などが強化されています。
●PSVITAMAN リリースページ(ObsoleteSony)
https://www.obsoletesony.com/jp/psvitaman/releases/
PSVITAMANは、PS Vitaをウォークマン風の音楽プレーヤーとして活用できるHomebrewアプリです。FLACとMP3の再生をはじめ、アルバムアートやプレイリスト、お気に入り、EQ、スペクトラムアナライザー、カセットテープ風の再生画面などを備えています。
当サイトでもAlpha 1を実際に導入して確認しましたが、その際には一部の日本語がうまく表示されない箇所がありました。この点についてはAlpha 2で対応予定とされていましたが、今回のリリースでは正式に「日本語・Unicodeのメタデータ対応を改善」したことが変更点として挙げられています。
ただし、公式の表現はあくまでも「改善」であり、すべての日本語メタデータが完全に表示できるようになったとまでは案内されていません。日本語の楽曲名やアーティスト名を多く利用している場合は、実際の環境で確認してみるのがよさそうです。
MP3の読み込みやライブラリー起動を高速化
Alpha 2で大きく手が入ったのが、音楽ファイルの読み込み処理です。
MP3ではメタデータを先に読み込む新たな方式が採用され、読み込み速度が大幅に高速化されています。それに加えて、音楽ライブラリーそのものの起動時間も短縮されました。
開発記録によると、MP3については読み込み速度だけではなく、曲の移動や自動的に次の曲へ進む処理も改善されています。また、FLACについても対応範囲が拡大されており、Alpha 1より幅広い音源を扱えるようになっています。
大規模ライブラリーの安定性も改善
多数の楽曲を保存している場合の安定性にも手が加えられました。
Alpha 2では、大規模なライブラリーを扱う際の安定性と、問題が発生したときの復旧処理を改善。さらに、音楽ファイルを追加・削除・置き換えた際に、その変更内容をライブラリーへより確実に反映できるようになっています。
また、Alpha 1向けに提供されていた、空のライブラリーで起動した際の問題を修正するHotfixもAlpha 2に取り込まれています。
PSVITAMANは最大1万曲のローカルライブラリーを想定して設計されているため、こうした読み込み速度やライブラリー管理の改善は、楽曲数が多いユーザーほど恩恵が大きそうです。
なお、PSVITAMANはソニー・インタラクティブエンタテインメントによる公式アプリではなく、ObsoleteSonyが独自に開発しているHomebrewソフトです。PCH-1000とPCH-2000に対応しており、VPK形式のHomebrewをインストールできる環境が必要です。現在もPublic Alpha段階のため、未検証の本体や音楽ライブラリーとの組み合わせでは不具合が発生する可能性があります。
Alpha 1の公開からわずかな期間で、早くも実用面に関わる多数の改善が盛り込まれたPSVITAMAN。当サイトでも気になっていた日本語メタデータまわりに手が入っているため、すでにAlpha 1を導入している人もアップデートをチェックしてみてはいかがでしょうか。















ダンジョンズ&ドラゴンズ ビジュアル大全 半世紀を超えるその歴史とアート









GameSir Pocket Taco