ゲームボーイアドバンス(GBA)向けに開発されたHomebrew新作『Dungeon Durban』の正式版となるv1.0.0が公開されました。本作はGBA専用に開発されたトップダウン型のダンジョンアクションで、配布されている.gba形式のROMをエミュレーターで動かせるほか、フラッシュカートを利用することで実機でもプレイできます。
●Dungeon Durban(itch.io)
https://tony123f.itch.io/dungeon-durban
なかでもユニークなのが、ゲームボーイアドバンスのリンクケーブルを利用した2人プレイに対応していることです。2026年に登場した新作でありながら、当時のGBAらしい遊び方まで再現しているところが大きな特徴となっています。
4つのワールドに全20ステージを収録
『Dungeon Durban』は、主人公のLord Durbanを操作してダンジョンからの脱出を目指すアクションゲームです。地下世界へと落とされてしまったLord Durbanを導き、各ステージに配置されたコインを集めながら、モンスターやさまざまな仕掛けを突破していきます。
正式版には4つの異なるダンジョンワールドが用意されており、全20ステージを収録。さらに4種類の大型ボスが登場するほか、剣やクロスボウ、透明化能力などを利用して攻略していきます。鍵や扉、テレポーター、スイッチ、橋といったギミックに加えて、炎や氷などの危険な仕掛けも登場します。
見た目は昔ながらのピクセルアートを採用しており、GBA時代のゲームらしい雰囲気に仕上げられています。一方で、単にレトロ風のゲームをPC向けに作ったものではなく、作者は本作をGBA専用タイトルとして開発しています。



本物のGBA+フラッシュカートでもプレイ可能
本作は.gba形式のROMとして配布されており、PCやMacではmGBAなどのGBAエミュレーターを利用してプレイできます。
さらに、EZ-Flash OmegaやEverDrive GBAといったフラッシュカートにROMをコピーすることで、ゲームボーイアドバンスなどの実機でも起動できます。つまり、GBA風に作られたゲームではなく、実際のGBAハードウェア上で動作するHomebrew作品というわけです。
なお、任天堂から発売された公式GBAソフトではなく、個人によって制作されたHomebrewのインディーゲームです。実機で遊ぶ場合は、別途フラッシュカートなどの環境を用意する必要があります。
リンクケーブルを使った2人プレイにも対応
『Dungeon Durban』でもっとも面白い特徴といえるのが、GBA Link Cableを利用した2人プレイです。
現在ではオンラインや無線通信によるマルチプレイが一般的ですが、本作ではGBA時代そのままのリンクケーブルを利用する方式が採用されています。作者自身もGBA時代を象徴する機能としてこの要素を挙げており、正式版ではマルチプレイ部分についても開発や調整が重ねられています。
実機でこの機能を利用する場合は、対応するGBA本体やフラッシュカート、リンクケーブルなどが必要になります。単に2026年にGBA向けの新作が登場しただけではなく、当時のハードウェアならではの遊び方まで活用しているところが、本作ならではのポイントといえそうです。
Achievementやボーナスモード、セーブ機能も搭載
正式版では通常のゲーム部分以外にも、15種類のAchievementや追加のボーナスゲームモード、セーブ機能を搭載。オリジナルのレトロスタイル音楽やサウンドも収録されています。
本作は2026年8月よりPublic Betaとして公開されており、その後のフィードバックや不具合報告を反映しながらアップデートが行われてきました。正式版のv1.0.0では、マルチプレイやレベルデザイン、追加ゲームモード、Achievement、実機との互換性などを中心に改良が行われています。
作者はGBA版の完成後についても『Dungeon Durban』を別の「伝説的な16bitコンソール」向けに展開することを示唆しています。ただし、記事執筆時点では具体的な対応機種は発表されていません。
『Dungeon Durban v1.0.0』は、作者Tony123F氏のitch.ioページから入手できます。GBA ROM版のファイルサイズは約1.9MBで、エミュレーターまたは対応する実機環境でプレイ可能です。
via.GBAtemp















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