OSSC Pro向けの拡張ボード「Extra AV Out」の新版が、いよいよ実際に購入できる段階に入ったようです。RetroRGBが2026年9月24日付で公開した記事によると、Video Game Perfection(VGP)に新版Extra AV Outの在庫があることが確認されています。また、新たに追加されたコンポジットとS-Video端子に対応した専用3Dプリントケースも、Ringer Keys/The Brewing Academyから販売が開始されています。
●Video Game Perfection – Extra AV Out for OSSC Pro
https://videogameperfection.com/products/extra-out-ossc/
当サイトでは9月1日に「OSSC ProのExtra AV Out新版が登場。コンポジットとS-Videoを追加し4系統同時出力」として、この新版についてご紹介しました。その時点ではVGPに9月末までに少量入荷する見込みとされていたものの、正式な販売時期などはまだはっきりしていませんでした。今回の続報では、そうした「入荷予定」の段階から、実際に在庫が確認できる状態へと進んだことになります。
VGPで新版Extra AV Outの在庫を確認
RetroRGBによると、Video Game Perfectionには現在、Extra AV Out新版の在庫が用意されているとのことです。正確な入荷開始日時については明らかにされていないため、「9月24日に発売された」というわけではありませんが、少なくともRetroRGBが記事を公開した時点では購入可能な在庫が存在していました。また、今後はさらに多い数量がVGPと米国のStone Age Gamerへ入荷する予定だとされています。
Extra AV Outは、OSSC Proの側面に接続してアナログ映像出力などを追加するための拡張ボードです。新版では従来のD-Sub 15ピンによるRGB出力などに加え、新たにコンポジットビデオとS-Video出力を搭載。OSSC Pro本体のHDMI出力も利用できるため、映像を複数の機器へ同時に出力するといった用途にも対応します。
とくにOSSC Proをダウンスケーラーとして利用し、現代のゲーム機や映像機器からの映像をブラウン管テレビなどへ出力したいユーザーにとって、コンポジットとS-Videoが直接利用できるようになるのは大きな変更点です。前回の記事では基板の登場そのものがニュースでしたが、今回は実際に購入できるところまで進んだというわけです。
コンポジット/S-Video対応ケースも約13ドルで販売開始
新版Extra AV Outでは端子が追加されたことで、従来のケースをそのまま使用することができないという問題もありました。こちらについても動きがあり、Ringer Keys/The Brewing Academyから新版に対応した3Dプリントケースが販売されています。価格は13ドル+送料で、Extra AV Out本体とは別売りとなっています。
ケースには、新しく追加されたコンポジットとS-Video端子に合わせた開口部が設けられています。さらにExtra AV Outの基板をケース内部に固定するためのネジも付属しており、拡張基板をむき出しの状態で使用せずに済むようになっています。新版Extra AV Outを導入する場合は、基板と合わせてチェックしておきたいアクセサリーといえそうです。
なお、ここでいう「13ドル」はあくまで3Dプリントケースの価格です。Extra AV Out新版そのものが13ドルで販売されているわけではないため、この点には注意が必要です。またThe Brewing Academyの商品ページには複数のケースが用意されているため、購入時には新版Extra AV Out用のものを選択する必要があります。
●The Brewing Academy – OSSC Pro用ケース
https://thebrewingacademy.com/products/case-for-legacy-av-in-with-rf-expansion-for-ossc-pro
自分でケースを3Dプリントすることも可能
3Dプリンターを所有しているユーザー向けには、自分でケースを出力するためのデータも公開されています。RetroRGBによれば、The Brewing Academyの商品ページからPrintablesで公開されているデザインデータへアクセスできるようになっており、完成品を購入する以外の選択肢も用意されています。送料などを抑えたい場合や、自分の好きな素材やカラーでケースを作りたい場合はこちらを利用するのもよさそうです。
新版Extra AV Outについては、これまでコンポジットとS-Video追加という機能面が先行して発表され、実際の入手時期については不透明な状態が続いていました。今回VGPで在庫が確認されたことで、ようやく一般ユーザーが実際に導入できる段階まで進んだことになります。対応ケースも同時期に登場したことで、新端子を含めた新版Extra AV Outの環境がひと通り整ってきたといえそうです。
via.RetroRGB















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