ObsoleteSonyは2026年9月16日、PSP向けのHomebrew音楽プレーヤー「PSPMAN」の最新版となるAlpha 5の配信開始を発表しました。
●「PSPMAN」
https://www.obsoletesony.com/pspman/
今回のアップデートでは、再生中の音楽にリアルタイムで反応する10バンドのスペクトラムアナライザーが新たに追加されています。そのほか、日本語テキスト表示の改善を含む多数の調整や修正も行われています。
PSPMANは、PSPをソニーのウォークマンを思わせる音楽プレーヤーとして活用できる非公式のHomebrewアプリです。ソニーやソニー・インタラクティブエンタテインメントによる公式ソフトではなく、ObsoleteSonyが独立して開発しています。
これまでにもアルバムアートを中心とした再生画面や、カセットテープのリールが音楽に合わせて回転する「Cassette mode」など、PSPを単なる音楽再生機として使うだけではない演出が盛り込まれていました。Alpha 5では、そこへ新たにスペクトラムアナライザーが加わる形となります。
新しいスペクトラムアナライザーは10バンド構成となっており、「Classic」「Amber」「Green」「Monochrome」「Multicolor」という5種類のカラーパレットを切り替えることができます。あくまでも音楽を視覚化する表示機能で、使用することで再生される音そのものが変化するわけではありません。
また、Alpha 5では日本語テキストの表示についてもさらに改善されています。前バージョンのAlpha 4では、日本語を含むファイル名やフォルダー名、曲情報、埋め込みカバーアートなどへの対応が大幅に強化されていましたが、一部の漢字が正しく表示されず「□」になるケースが残されていました。公式側ではこの問題をAlpha 5に向けて調査していることを明らかにしていました。
PSPMANの現在の対応機種はPSP-2000、PSP-3000、PSP Street(E1000)、およびMemory Stick Micro(M2)を使用したPSP Goです。PSP Goの本体内蔵ストレージと、メモリー容量が32MBのPSP-1000については正式な対応対象には含まれていません。また、Homebrewアプリであるため、利用にはARKなどHomebrewを起動できるCFW環境が必要です。
音楽ファイルは16bit/44.1kHzのFLACと、44.1kHzのMPEG-1 Layer III MP3に対応。MP3はCBR/VBR、モノラル/ステレオ、最大320kbpsまで扱うことができ、ライブラリには最大1,000曲を登録できます。音楽ファイルはメモリースティック内の「/MUSIC/」または「/PSP/MUSIC/」へ配置します。
記事執筆時点では、PSPMAN公式英語ページのダウンロードボタンはすでに「PSPMAN-v0.1.0-alpha.5.zip」を指しており、Alpha 5を入手可能です。一方で、公式の詳細なリリース情報ページにはまだAlpha 4の内容が掲載されているため、「多数の改善・修正」の具体的な全項目については今後の更新を待つ必要があります。
Public Alphaの公開からまだ約2週間ですが、Alpha 4での日本語対応強化に続き、今回はスペクトラムアナライザーという目で見て分かりやすい新機能が加わりました。眠っているPSPを音楽プレーヤーとして再利用している人にとっては、アップデートして試してみたくなる機能になりそうです。















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