ROMコレクションの整理や検証を行うクロスプラットフォーム対応ツール「OxyROMon」の最新バージョンとなる「OxyROMon 0.23.0」が公開されました。
今回のアップデートでは、Web UIからROMファイルをアップロードする機能と、URLを指定してファイルを直接ダウンロードする機能が新たに追加されています。これまでコマンドラインを中心に行っていた作業の一部を、ブラウザ上から行いやすくなったところが大きなポイントです。
●OxyROMon 0.23.0公式リリースページ
https://github.com/alucryd/oxyromon/releases/tag/0.23.0
●OxyROMon公式GitHub
https://github.com/alucryd/oxyromon
Web UIからROMのアップロードとURLダウンロードが可能に
「OxyROMon 0.23.0」で大きな変更点となっているのが、Web UIまわりの機能強化です。新たにROMファイルのアップロード機能が追加されたほか、URLを指定してファイルをダウンロードすることも可能になりました。
URLからのダウンロードはHTTPおよびHTTPSに限定されており、接続時のタイムアウトや100GiBのサイズ上限も設定されています。
OxyROMonはもともとCLIを中心としたROM管理ツールですが、以前からWeb UIの機能も拡張されてきました。今回のアップデートによって、手元のファイルをWeb UIから扱ったり、URLを指定して取得したりと、ブラウザ側から行える作業がさらに増えた形です。
7zとZIPでZstandard圧縮も選択可能に
もうひとつの新機能として、7zおよびZIP形式のアーカイブで、任意にZstandard圧縮を利用できるようになりました。
Zstandardは、圧縮・展開速度と圧縮率のバランスを重視した圧縮方式です。OxyROMonではROMの整理だけではなく、アーカイブ形式への変換や書き出しといった機能も用意されており、今回の対応によって圧縮方式の選択肢がひとつ増えたことになります。
ROMを「集める」のではなく「整理・検証」するためのツール
OxyROMonは、ゲームやROMそのものを配布するサービスではなく、ユーザーが用意したROMコレクションを整理・検証するためのオープンソースツールです。
既知の正常なROM情報を収録したDATファイルと手持ちのROMを照合する機能を備えており、No-IntroやRedumpなどのDATを利用した管理にも対応しています。また、地域やバージョンなどの条件から、同一ゲームにつきひとつのROMを選ぶ「1G1R(1 Game 1 ROM)」形式で整理することも可能です。
そのほか、ROMのチェックや並べ替え、変換、エクスポートなど、ある程度まとまったROMライブラリを管理するためのさまざまな機能が用意されています。
今回の0.23.0では、そうしたOxyROMonの機能そのものを大きく変更するというよりも、Web UIからファイルを扱う手段が増えたところが大きなポイントです。ROMコレクションをPCやサーバー上で管理しているユーザーにとっては、注目しておきたいアップデートといえそうです。















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