ゲームのアイコンをドラッグしてPNG保存。「rom-properties」v2.9が公開

ゲームのアイコンをドラッグしてPNG保存。「rom-properties」v2.9が公開

GerbilSoftは2026年9月14日午前8時20分(日本時間)、ゲームのROMやディスクイメージなどの情報をファイルブラウザー上で確認できる「ROM Properties Page shell extension(rom-properties)」v2.9を公開しました。

今回のアップデートでは、Windows版の「ROM Properties」タブに表示されるアイコンやバナーをフォルダーへドラッグ&ドロップすることで、PNG形式の画像として保存できる機能が追加されています。

●rom-properties v2.9(GitHub Releases)
https://github.com/GerbilSoft/rom-properties/releases/tag/v2.9

●GerbilSoft/rom-properties(GitHub)
https://github.com/GerbilSoft/rom-properties

ROMやディスクイメージの情報をファイルブラウザーから確認できるツール

「rom-properties」は、ゲームのROMやディスクイメージなどを管理するための機能を、WindowsやLinuxのファイルブラウザーに追加するツールです。

対応しているファイルでは、ゲームに関する各種情報をプロパティ画面から確認できるほか、サムネイルや内部に含まれているアイコン、バナーなどを表示できます。

今回のv2.9では、Windowsの「ROM Properties」タブに表示されたアイコンやバナーを、そのままフォルダーのウィンドウへドラッグ&ドロップすることでPNG形式のファイルとして抽出できるようになりました。

これまで画面上で確認していた画像を個別のファイルとして保存しやすくなったため、対応しているゲームデータのアイコンやバナーを整理したり、資料用に保存したりするときにも便利そうです。

ただし、表示・抽出できる画像はファイル形式によって異なります。たとえば、ゲームキューブのディスクでは内部画像としてバナー、ドリームキャストのセーブデータではアイコンとバナー、PlayStationのセーブデータではアイコン、PSPではアイコンとバナーに対応しています。

そのため、すべてのROMやディスクイメージから任意の画像を取り出せる機能というわけではありません。

PlayStationのPARAM.SFOなど新たな解析対象も追加

v2.9では画像抽出機能以外にも、新たなファイル形式への対応が追加されています。

新たにGame Maker Studioの「data.win」と、PlayStation系タイトルなどで使用される「PARAM.SFO」のパーサーが追加されました。

また、Games for Windows LiveおよびXNAの実行ファイルでは、実績情報をXbox 360風の「XDBF」タブで表示できるようになっています。このほか、コマンドラインツール「rpcli」には、現在のシステムで検出されたCPU機能を一覧表示する「-P」オプションが追加されました。

細かな不具合修正や改善も多数行われています。

Windows版はInno Setup形式のインストーラーに変更

Windows版の配布方法にも変更があり、v2.9からInno Setupを使用したインストーラー形式になりました。

Windows 7以降では「SetupRomProperties-2.9.exe」が用意されており、i386、amd64、arm64に対応。Windows XP、Windows Server 2003、Windows Vista向けには「SetupRomPropertiesXP-2.9.exe」が用意され、こちらはi386とamd64に対応しています。

Linux版も引き続き提供されており、UbuntuについてはUbuntu 16.04から26.04までを対象にしたPPAが案内されています。

「rom-properties」はGPL v2ライセンスのオープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開されています。ROMやディスクイメージの情報をWindowsのエクスプローラーなどから確認している人にとっては、今回追加されたドラッグ&ドロップによるPNG保存は扱いやすい新機能といえそうです。

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