dai-VGM氏は2026年9月9日、MiSTer FPGA向けのVGMプレーヤー「MegaVGMPlayer v2.1 “Independence Day”」を公開しました。今回のバージョンでは、音楽プレーヤーのWeb機能が改造版MiSTer Remoteから切り離され、独立した常駐サービスとPWAとして動作するようになっています。
これにより、通常版のMiSTer Remoteを置き換えることなく、MegaVGMPlayerのWeb操作機能と併用できるようになりました。MiSTerをレトロゲーム音楽の専用プレーヤーとして活用しているユーザーにとって、既存環境への影響を抑えながら導入できるアップデートとなっています。
●MegaVGMPlayer v2.1配布ページ
https://github.com/dai-VGM/MegaVGMDrive/releases/tag/v2.1
●MegaVGMDriveプロジェクトページ
https://github.com/dai-VGM/MegaVGMDrive
通常版MiSTer Remoteとは別のポートで動作
MegaVGMPlayer v2.0では、音楽プレーヤーのWeb機能が改造版MiSTer Remoteに組み込まれていました。v2.1では、プレーヤーとAPIを担当する専用デーモン「megavgm_remote」が用意され、通常版MiSTer Remoteから独立して動作します。
通常版MiSTer Remoteが従来どおりポート8182を使用するのに対して、MegaVGMPlayer v2.1はポート8183を使用します。ふたつのサービスは、それぞれ独立して同時に起動することが可能です。
スマートフォンやPCなど、MiSTerと同じLANに接続した端末のブラウザーから、以下のアドレスへアクセスすることで利用できます。
http://<MiSTerのIPアドレス>:8183/megavgm
iPhoneやiPadでは、このURLをSafariで開いてホーム画面へ追加することで、PWAとして利用できます。v2.0で作成したホーム画面のショートカットは古いポート8182を参照しているため、v2.1への更新後はポート8183のURLから作り直す必要があります。
曲に合わせてFPGA音源エンジンを自動切り替え
MegaVGMPlayerは、VGM形式で記録されたゲーム音楽データを、MiSTer FPGA上の音源コアを利用して再生するプレーヤーです。v2.1でも、v2.0で追加されたプレイリスト、シャッフル、リピート、お気に入り登録、前後の曲への移動といった機能を引き続き利用できます。
異なる音源エンジンを必要とする楽曲をひとつのプレイリストに混在させることも可能です。再生する曲に応じて必要なFPGA音源エンジンとRBFが自動的に選択・切り替えられるため、利用者が楽曲ごとにコアを選び直す必要はありません。
また、Web画面を提供するHTTPデーモンのみを再起動した場合でも、FPGA側での音楽再生は停止しない設計になっています。ブラウザーを再接続すると、現在再生している曲の状態がWeb画面へ復元されます。
v2.0のプレイリストは移行作業不要
v2.0からアップグレードする場合、既存のお気に入りとプレイリストは、そのまま引き継いで利用できます。保存先の/media/fat/Scripts/.config/megavgm/playlists.jsonが維持されるため、個別の移行作業は必要ありません。VGMライブラリーの保存先も、従来と同じ/media/fat/MegaVGMDrive/です。
一方で、v2.0のMegaVGMPlayer用Web画面とv2.1を同時に操作することは推奨されていません。また、v2.1のパッケージは、既存のremote.shを自動的に上書きしない仕様となっています。
導入するには、配布されているZIPファイルの内容をMiSTerの/media/fat/へコピーするか、付属のインストールスクリプトを使用します。その後MiSTerを再起動し、同じLAN内のブラウザーからポート8183へアクセスします。なお、再生に使用するVGMファイルはパッケージに含まれていないため、利用者側で用意する必要があります。















ダンジョンズ&ドラゴンズ ビジュアル大全 半世紀を超えるその歴史とアート









ゲームコンソール2.0