ModRetro「M64」ファームウェア1.25.0配信!8BitDo 64の振動対応や低遅延映像出力、メモリー拡張パック無効化を追加

ModRetro「M64」ファームウェア1.25.0配信!8BitDo 64の振動対応や低遅延映像出力、メモリー拡張パック無効化を追加

ModRetroは、Nintendo 64互換FPGAゲーム機「M64」向けの最新ファームウェア「1.25.0」を配信しました。

●ファームウェアの入手先
https://tools.modretro.com/updater/

今回のアップデートでは、「8BitDo 64 Bluetooth Controller」の振動機能への対応をはじめ、低遅延映像出力や高度なディスプレイ設定の保存、メモリー拡張パック(Expansion Pak)の無効化機能などが新たに追加されています。

また、『バンジョーとカズーイの大冒険2』や『ドンキーコング64』をオーバークロック状態で動かしたときの互換性改善なども行われています。

8BitDo 64 Bluetooth Controllerの振動機能に対応

ファームウェア1.25.0で新たに追加された機能は、以下の4項目です。

・8BitDo 64 Bluetooth Controllerの振動機能に対応
・低遅延映像出力に対応
・高度なディスプレイ設定をプロファイルごとに保持
・メモリー拡張パック(Expansion Pak)を無効化するオプションを追加

「8BitDo 64 Bluetooth Controller」はM64でも利用可能なNINTENDO 64スタイルのワイヤレスコントローラですが、今回のアップデートによって振動機能も利用できるようになりました。

また、高度なディスプレイ設定については、プロファイルごとに設定した内容がプレイ終了後も保持されるようになっています。毎回同じ映像設定を調整する必要がなくなるため、CRT風の表示などを細かく調整しているユーザーには便利な変更といえそうです。

さらに、内蔵されているメモリー拡張パックを無効化するオプションも追加されました。NINTENDO 64にはメモリー拡張パックを装着していることで挙動が変化するタイトルもあるため、より実機に近い環境を再現するための選択肢が増えた形です。

『バンジョーとカズーイの大冒険2』『ドンキーコング64』のオーバークロック時の互換性も改善

新機能の追加以外にも、いくつかの改善が行われています。

・オーバークロック使用時の一部ゲームとの互換性を改善
 対象例:『バンジョーとカズーイの大冒険2』『ドンキーコング64』
・PAL版ゲームの動作速度の精度を改善
・8BitDo製ワイヤレスコントローラとの接続性を改善
・EverDriveのセーブ互換性を改善

M64にはゲームの処理を高速化するオーバークロック機能が搭載されていますが、一部タイトルでは正常に動作しないケースもありました。今回のアップデートでは、とくに『バンジョーとカズーイの大冒険2』と『ドンキーコング64』について互換性の改善が行われています。

EverDriveについてもセーブデータ周りの互換性が改善されています。ただしModRetroは「互換性を改善」と表現しており、すべてのEverDriveやすべてのタイトルで完全に問題が解消されたことを意味するものではない点には注意が必要です。

内蔵コントローラパックや消費電力25パーセント削減も開発中

今回の発表では、現在開発またはテスト中の機能についても紹介されています。

・オーバークロック時の安定性向上
・本体の消費電力を25パーセント削減
・熱制御の改善
・内蔵コントローラパック
・CRTプロファイルの改善

この中でも注目したいのが「Built-In Controller Pak(内蔵コントローラパック)」です。

NINTENDO 64では一部のゲームでセーブデータを保存するためにコントローラパックが必要でした。M64ではこれを本体側で再現する機能が予定されていますが、ファームウェア1.25.0ではまだ実装されておらず、現在も開発・テスト中となっています。

今回追加された「メモリー拡張パックの無効化」とは別の機能なので注意しましょう。

そのほか、本体の消費電力を25パーセント削減することや熱制御の改善、CRT表示用プロファイルの強化なども予定されています。

M64は発売後もファームウェアアップデートによる機能追加や互換性改善が続けられており、今後は内蔵コントローラパックをはじめとした未実装機能がどのタイミングで追加されるのかにも注目したいところです。

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