EverDrive-64 PROがついに発売! カラバリは8色。SummerCart64に対抗した64DD対応モデルが登場

EverDrive-64 PROがついに発売! カラバリは8色。SummerCart64に対抗した64DD対応モデルが登場

NINTENDO64向けフラッシュカートリッジの定番「EverDrive」シリーズに、新たなフラッグシップモデル『EverDrive-64 PRO』が登場しました。

●EverDrive-64 PRO
https://krikzz.com/our-products/cartridges/everdrive-64-pro.html

開発元のKrikzz氏がX(旧Twitter)で発売を発表しており、公式ストアでは169ドルで販売が開始されています。なお、記事執筆時点では注文可能ですが、EverDrive-64 PROを含む注文は発送まで最大3週間ほどかかる場合があるとのことです。

本体はNINTENDO64を彷彿とさせる全8色のシェルカラーを用意。Grey、Grape Purple、Watermelon Red、Jungle Green、Fire Orange、Smoke、Transparent Clear、Ice Blueから選択でき、Grey、Transparent Clear、Ice Blueの3色は優先的に発送されると案内されています。

ED64ファミリーの最新追加アイテム、EverDrive-64 Pro をご紹介します! 現在、http://krikzz.comで入手可能です。

  • サイクロン10 FPGA
  • 128MB SDRAM(1024Mbit)
  • 高品質6層基板、硬質金メッキ表面仕上げ
  • ネイティブ64DDサポート
  • RTCサポート
  • すべてのゲームパックセーブタイプ(SRAM、EEPROM、FlashRAM)に対応
  • チートコード対応
  • コントローラーパックマネージャー
  • トランスファーパックマネージャー
  • IPS/APS自動パッチ適用
  • カスタムメニューテーマ
  • ROMメタデータのサポート
  • バッテリー電圧監視
  • FPGAベースのNESコアを内蔵
  • 外部エミュレータのサポート
  • 64DDディスクの交換とチート操作用のオンボードボタン
  • 開発用の高速USBポート

※チートを使用するには拡張パックが必要です

最大の注目は64DDコアの搭載

EverDrive-64 PRO最大の特徴は、64DDコアを搭載したことです。

従来モデルの『EverDrive-64 X7』には搭載されていなかった機能で、公式サイトの比較表でも最大の違いとして紹介されています。

64DDはNINTENDO64向けに発売された磁気ディスクドライブですが、本体・ソフトともに流通数が少なく、現在では実機環境を整えること自体が難しくなっています。EverDrive-64 PROでは、この64DDへの対応が大きなセールスポイントとなっています。

また、本体基板上には専用ボタンが搭載されており、64DDのディスク交換やチート機能の操作にも利用できます。

メニュー画面を自分好みにカスタマイズ

新たにカスタムメニューテーマにも対応しました。

EverDrive起動時に表示されるゲーム選択画面のデザインを変更できる機能で、公式サイトではNINTENDO64風デザインのテーマも配布されています。

ゲーム内容に影響する機能ではありませんが、毎回目にするメニュー画面を好みに合わせられるのは、長く使うユーザーにはうれしいポイントです。

チート機能も大幅に強化

チート機能も進化しています。

比較表によると、登録できるチートコード数はX7の34件から、PROでは480件へと大幅に増加しました。

多数のコードを使い分けるユーザーには、実用性の高いアップデートと言えるでしょう。なお、チート機能を利用するにはNINTENDO64本体にメモリー拡張パックが必要です。

バッテリー電圧もチェック可能

EverDrive-64 PROでは、バッテリー電圧モニタリング機能も追加されました。

内蔵バッテリーの状態を確認できるため、電池の消耗や交換時期を把握しやすくなっています。派手な新機能ではありませんが、長期間安心して使用するための実用的な機能と言えるでしょう。

FPGAやメモリーもパワーアップ

内部ハードウェアも強化されています。

FPGAはCyclone IV(6.2K LEs)からCyclone 10(15.4K LEs)へと刷新され、SDRAMも64MBから128MBへ倍増。処理能力に余裕を持たせることで、新機能への対応や今後の拡張性も期待できそうです。

SummerCart64を意識したモデルなのか?

近年、NINTENDO64向けフラッシュカートリッジ市場では、SummerCart64が急速に存在感を高めています。

SummerCart64は64DDへの対応やオープンソース設計を武器に人気を集めており、特に64DDを楽しみたいユーザーから高い支持を得ています。

もちろんKrikzz氏がSummerCart64を名指ししているわけではありません。しかし、今回のEverDrive-64 PROでは、64DDコアの搭載をはじめ、FPGAやメモリーの強化など、これまでX7にはなかった機能が数多く追加されています。

その内容を見る限り、SummerCart64の存在を少なからず意識したモデルと考えるユーザーは少なくないでしょう。

長年、高品質なフラッシュカートリッジを手掛けてきたEverDriveシリーズに、64DD対応の「PRO」モデルが加わったことで、NINTENDO64ユーザーにとっては選択肢がさらに充実したことは間違いありません。今後は、互換性や使い勝手なども含め、両製品が比較される機会が増えそうです。

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