ここ最近話題になってる、黄ばんできたファミコンなどゲーム機の本体を、『ワイドハイターEX』に付けておくことである程度昔の色合いにまで戻すことができるという驚きの漂白にチャレンジしてみました。
というわけで、アマゾンで『ワイドハイターEX』とハンディタイプのブラックライトを入手。近くのマツモトキヨシで、ちょうどファミコンの本体が収まりそうな器もゲットし準備万端です。
ちなみに漂白元となる『ファミコン』はこちら……。
続いて本体のネジを外していき分解していきます。ここら辺は特に難しい部分はありませんが、どういう仕組みになっていたか忘れないように、自分でもメモ的に写真を撮っておくことをオススメします。
容器に3分の2ほど水を入れ、残り3分の1に『ワイドハイターEX』を注ぎ込み、ファミコンを浸していきます。このファミコンの漂白は、「Retr0bright」と呼ばれる化学変化を利用して行われます。ファミコンのようにABS樹脂をしようした筐体などは、時間が経つと黄色などに変色してしまいます。
そこで、12パーセントほどに薄めた過酸化水素水と紫外線を利用して付けておくことで漂白ができるという仕組みです。
しかし、筆者の部屋は窓が無く日光が当たらないため、今回はブラックライトで代用することにしました。
あとは何日か付けておくだけ……のはずが
アマゾンで買ったブラックライトがたった1時間で壊れた!!
おーい、どうなってんだ!! しょうがないので、翌日にアキバのヨドバシカメラに行き、3000円ほどのブラックライトを購入。こちらはその後問題なく使用し続けることができました。
4日間ほどつけ込んで身を確認してみると、まぁたしかに白くはなってきているけど、なんか変な黒ずんだシミが? とりあえず、その翌日も再度確認してみたところ、どうやらこれってカビでは? という疑惑に変わり、ためしにマツモトキヨシで『カビキラー』を購入して吹きかけてみました。
さすがに『カビキラー』は塩素系の劇薬のため、換気のいい洗面所に移動。全面的に吹き付けて数分待って洗い流してみると、びっくりするほど綺麗に。なるほど~、黄ばみだけじゃ無くてカビで黒ずむこともあるんですね!
綺麗になった分、取り出しレバーのひび割れも目立つようになりましたが、まぁ満足です! 皆様も、ぜひ『ワイドハイターEX』で試してみてください。