元々ソニー側からの提案で開発が進められていた、スーパーファミコン用のCD-ROMアダプター。『プレイステーション』というコードネームで1991年6月1日にシカゴで行われたイベントCESで試作品が披露されましたが、その翌日に任天堂はフィリップスとの提携を発表。ソニーを袖に振った形となりました。
『スーパーファミコンCD-ROMアダプタ』と名付けられた任天堂の周辺機器は、その後発売が中止されましたが、その間メディアでは様々な予想図が発表されていました。
今回ご紹介するのは、任天堂とフィリップスの提携が発表され、ソニーの任天堂プレイステーションの存在がどうなるかわからないといった時期に、ファミ通に掲載されていた予想図です。
まずはこちら。ファミ通159号に掲載された予想図で、なんだか全体的かなりカラフルなものとなっています。
続いて、ファミ通167号に掲載されたものがこちら。以前の試作機と比較して、ソニーらしいオーディオライクな見た目として予想図が公開されていました。
ファミ通170号でも予想図が公開されていましたが、こちらも同様にオーディオライクな見た目が踏襲されていました。
はたしてソニーが任天堂向けにプレイステーションを発売していたらどうなっていたのか、というのも気になるところですが、なかなか興味深いですね。