ツイッターを見ていたら、またまた面白い話題が流れてきました。なんでもスーパーファミコン版の『ドラゴンクエストⅠ・Ⅱ』のカセットに、誤植があるというのです。その情報によると、コピーライト部分が本来「すぎやまこういち」であるべきところが「すぎやこういち」になっているのだとか。
ウソだろ? と思いつつ自分が所有しているカセットを確認してみたところ・・・・・・あれ? しっかりと「すぎやまこういち」になっている!? つまり、ロット違いがあるということなのでしょうか。
ツイッターの意見を見ていると、どうやら「すぎやこういち」表記になっている人がほとんどでした。たぶん、そちらが初期ロットで最も出回っているものだと推測されます。そこで気になるのは、このコピーライト修正版との中身の違いはあるのかというところ。
・・・・・・ということで、中古ショップで「すぎやこういち」バージョンを入手してきました。今回はレアじゃないほうだったので、見つけるのも簡単でした(笑)。
何はともあれ中身を調べるために吸い出してみることに。残念ながらスーパーファミコンのダンパーは所有していなかったため、今回はレトロフリークをあれこれして活用させていただきました。それぞれのROMデータを「ROM Checker」で調べてみたところ・・・・・・。
どうやら中身に関しては、どちらも「Ver.1.0」ということで同じようです。さすがにコピーライトをミスったままにしているのはまずいということで、いずれかのタイミングで修正が行われたのだと思います。
ドラクエ3のマニュアルにも誤植が?
つい最近ツイッターの投稿でわかったことですが、『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』のマニュアルにも誤植があることがわかりました。おそらく初期ロットだと思いますが、僧侶の呪文一覧に書かれている「ザオリク」が「サリオク」になっているようです。
ちなみに筆者の手元にあったものは、しっかりと訂正されているバージョンでした。
ドラクエ6にも記載ミスが
ちなみにスーパーファミコン版の『ドラゴンクエストVI 幻の大地』マニュアルにも間違いがあることを発見。「魔物使い」の説明で仲間にできるモンスターについてP44にあると書かれていますが、実際はP43でした。