日本でも発送通知が届いているユーザーがいるAnalogueの最新ゲーム機『Analogue Duo』ですが、海外のレビュワー向けにはすでにマシンが届いており、ちらほらレビューも見かけるようになりました。そこで、現時点で判明している本機の特徴について、新たに分かったポイントのみピックアップしてご紹介しておきます。
●『Analogue Duo』公式サイト
https://www.analogue.co/duo
本体
- JPNカラーは白というよりもクリーム色に近い
![海外のレビューから分かったAnalogue Duoの新たなポイントについてまとめてみた](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2023/12/Analogue-Duo-CD-and-HuCard-Heaven-for-PC-Engine-and-TurboGrafx_-__-RGB327-_-MY-LIFE-IN-GAMING-3-34-screenshot.jpg?resize=728%2C410&ssl=1)
- サイズは『ターボグラフィックス-16 mini』とほぼ同じ
![海外のレビューから分かったAnalogue Duoの新たなポイントについてまとめてみた](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2023/12/Analogue-Duo-CD-and-HuCard-Heaven-for-PC-Engine-and-TurboGrafx_-__-RGB327-_-MY-LIFE-IN-GAMING-4-8-screenshot.jpg?resize=728%2C410&ssl=1)
システム
- UIはこれまでのSuper NtやMega SGとは異なり、Analogue Pocketとほぼ同じ
- オープニングSEなどもなし?
![海外のレビューから分かったAnalogue Duoの新たなポイントについてまとめてみた](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2023/12/Analogue-Duo-CD-and-HuCard-Heaven-for-PC-Engine-and-TurboGrafx_-__-RGB327-_-MY-LIFE-IN-GAMING-4-53-screenshot.png?resize=728%2C410&ssl=1)
- カラーパレットはコンポジットとRGBのそれぞれの色味を再現したものが選べる
![海外のレビューから分かったAnalogue Duoの新たなポイントについてまとめてみた](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2023/12/Analogue-Duo-CD-and-HuCard-Heaven-for-PC-Engine-and-TurboGrafx_-__-RGB327-_-MY-LIFE-IN-GAMING-6-4-screenshot.jpg?resize=728%2C410&ssl=1)
- SDカードに2キロバイトのセーブファイルが作成されるので、バックアップRAMの心配は不要
- 天の声からセーブデータを本体にコピーすると、SDカードに直接保存される
- 天の声のセーブデータは、ゲーム名と表記を合わせることでそのまま使える
![海外のレビューから分かったAnalogue Duoの新たなポイントについてまとめてみた](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2023/12/Analogue-Duo-CD-and-HuCard-Heaven-for-PC-Engine-and-TurboGrafx_-__-RGB327-_-MY-LIFE-IN-GAMING-24-15-screenshot.jpg?resize=728%2C410&ssl=1)
- Analogue Duoは多くの電力を消費するのでUSBから電源の供給はできない
- 付属のアダプターとUSBケーブル以外を使用した場合、電力不足などでうまく動作しないことがある
- システムがクラッシュしてCDが取り出せなくなったときは、Duo_Eject.txtというテキストファイルをSDカードのルートにコピーすることで解決できる
- LEDの色は今のところ変えられない
![海外のレビューから分かったAnalogue Duoの新たなポイントについてまとめてみた](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2023/12/The-Analogue-Duo-Game-Sack-6-25-screenshot.jpg?resize=728%2C410&ssl=1)
- ゲームをプレイした時間などが記録される
![海外のレビューから分かったAnalogue Duoの新たなポイントについてまとめてみた](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2023/12/The-Analogue-Duo-Game-Sack-6-39-screenshot-1.jpg?resize=728%2C410&ssl=1)
- スプライトを増やす(ちらつきを押さえる)機能などはない
- 現時点でAnalogu DACは機能しない
- 『獣王記』(CD-ROM2)は変身直後にハングアップするが、オリジナルのシステムカード1.0を使えば問題なく遊べる(※初期バージョンはシステムカード v.1.0以外ではスクロールしなくなるバグがあり、メーカーが交換していた)
![海外のレビューから分かったAnalogue Duoの新たなポイントについてまとめてみた](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2023/12/The-Analogue-Duo-Game-Sack-10-0-screenshot.jpg?resize=728%2C410&ssl=1)
- 『シャーロック・ホームズの探偵講座』など、動画の再生時間が長いとフリーズすることがある
ドライブ関連
- 搭載されているドライブは日立LGデータストレージの『LG GS40N』
- 読み込み速度は実機より若干遅い?
- オーディオCDやCD+Gディスクの再生にはシステムカードが必要?
- CD-Rにコピーしたゲームは読み込める
- 高級メーカーのようなスムーズさは無く、ディスクを押し込む必要がある
コントローラー
- コントローラーは別売り
- ワイヤレスコントローラーのホームボタンを同期している場合は、リモートで本体の電源を入れることができる
- ワイヤレスコントローラーによるラグはほとんど問題なレベル
- 追加のショートカットも利用可能
- 実行ボタンとホームボタンを同時に押すとスクリーンショットが撮れる
- オリジナルのコントローラーポートのほかUSBポートもふたつ用意されている
- 最大4つのBluetoothまたは2.4gワイヤレスコントローラーをサポート
- 最新のゲーム機のコントローラーも利用可能
- PCエンジンミニのコントローラーも使える
- ボタンマッピングはリリース時は利用できない?
- 8bitDoのコントローラーについている連射ボタンは、オリジナルのコントローラーのどの速度とも一致しない(連射を活用することを前提としたゲームプレイに困難が出る場合もある?)
- オリジナルのコントローラーを接続して、メニューから「Passshrough Mode」を選ぶことで、コントローラーとFPGAコアの間にあるAnalogue OSレイヤーが削除される。これにより、ホットキーとメニューアクセスが可能になる。連射機能などを搭載したコントローラーを意図通りに使いたいときに有効
- ワイヤレスコントローラーの連射機能は現在制限があり、修正可能か検討中?
- マルチタップや通常のコントローラー以外のアクセサリーも「Passshrough Mode」を使用する必要がある
- マルチタップとUSBやワイヤレスコントローラーは組み合わせて使えない
- 有線コントローラーとワイヤレスコントローラーは一緒に使用できる
EverDrive
- カバーを外さないとそのままでは挿入できない
- 音声と動画が途切れがちになる
- Turbo EverDrive v1.2は全く認識されない
- Turbo EverDrive v2.5はエラーが出る
- Turbo EverDrive Proは問題なく動作する
- CD-ROM2のゲームをEverDriveから再生し、別のゲームに切り替えるときはいったんEverDriveを抜く必要がある(※ファームウェアv1.1で対応?)
- Turbo EverDrive Proのセーブステートはうまく動作しない
![海外のレビューから分かったAnalogue Duoの新たなポイントについてまとめてみた](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2023/12/Analogue-Duo-CD-and-HuCard-Heaven-for-PC-Engine-and-TurboGrafx_-__-RGB327-_-MY-LIFE-IN-GAMING-22-2-screenshot.jpg?resize=728%2C410&ssl=1)